レトルトの薬膳鍋スープを発見!マンネリ鍋が680円で美容鍋に
美容によさげな「鍋の素」、発見。
先日、「鍋」を作ろうとして都内スーパーをうろうろしていた時のこと、なんとも気になる「鍋の素」が目に留まりました。「黒養」「赤養」「白養」・・・。字を読んだだけでも、美容に良さそうではありませんか!
そこで今回は、この鍋の素を実食! 一体どんなものだったのか、リアルにレポートしてみたいと思います。
どうやらコレ、あの養命酒を作っているメーカーがプロデュースしている「薬膳鍋」のキットのようで、パッケージの色ごとにこだわりのスープと香辛料が調合されているんだとか(各680円・税込)。
やくぜん鍋の素(養命酒製造)
それぞれ「寒さ」「乾燥」「巡り」といったキーワードが書かれていて、予想通り美容食になりそう! 5色のうち、今回試してみたのは、「白」。美容食材がたっぷり入っていて、乾燥が気になる季節にオススメだという「白養なべ」です。
中には、白湯ベースの「濃縮スープ」と、和漢素材として「生姜」「クコの実」「ハト麦」「白胡椒」「クローブ」が入っています。
※白胡椒とクローブは、紙パックに包まれています。
⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=775038
袋裏面の「作り方」通りにスープを水で溶き、豚バラ肉が主役の野菜・きのこ鍋を作ってみました。
⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=775040
さあ、器に取っていただきます。果たして気になるお味は・・・?
⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=775041
まず、オリエンタルな香りが漂う白濁スープを一口。うん、おいしい! まろやかながらも濃厚なコク・旨味が感じられる、なんともメリハリのある味わいで、家庭で作る鍋とは一線を画するグレード感を堪能できます。
白胡椒のスパイシー感はほとんどなく、クローブと生姜の甘い香りが前面に出ていることで、豚肉の脂身がおいしく感じられるようになっています。
そして、一層おいしく楽しむための食べ方ですが、薬味としては「わさび」がオススメ。塩味が強く酸味がほとんどないため、さわやかな清涼感が良い変化球になります。また、鍋に入れる具材は、基本何でもよく合いますが、実験した中で感動したのが、「わかめ」。磯の香りとコリコリ感がいい仕事をしてくれます。その他「もやし」や「豆苗」もマスト食材かもしれません。
ふー、なかなかの充実感! 気になる色をストックして、冬の鍋ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか?
<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
【スギ アカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、独自で長寿食・健康食を研究し、各メディアで活躍中。@akatsukinohana

赤・黒・白・黄・緑。5色の薬膳鍋キット!





薬味は「わさび」がベストマッチ!オススメ具材は「わかめ」

スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12