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ダイエッター必見!お鍋に入れる神食材を見つけた

ラクうま美人ごはん vol.21】  鍋をおいしくする美容食材。 乾燥わかめ 鍋がおいしい季節となりました。加える具材って、ついついマンネリになりがちですが、(1)いつもと違う、(2)手頃感あり、(3)もちろんおいしい、(4)しかも美容に良し、と4拍子そろったら最高ですよね。  そんな都合の良いアイテムがないものか探していたところ、ハイ、ひらめきました!  その食材とは、「乾燥カットわかめ」。えっ、みそ汁用の? と驚くかもしれませんが、実はいつもの鍋をおいしくしてくれる魔法のアイテムなんです。今回はその「カットわかめ」の魅力と、おいしい鍋活用術をご紹介したいと思います。

美容・ダイエットには必須の栄養素がいっぱい

 そもそも「カットわかめ」とは、湯通しして塩で漬け込んだわかめを食べやすいサイズにカットして乾燥させたもの。余計な添加物は使われておらず、水で戻すだけで塩分が抜かれて10~12倍の重量に増えるため、食べたい分だけ戻して気軽に使うことができます。 もどしたわかめ 金額は1袋100円台~300円台。肝心な「味」は、乾燥技術が進化しているおかげで香り・食感ともに生わかめに近いレベルになりつつあります。  そして「栄養面」についてですが、一言で言うならば、女性が不足しがちな「食物繊維」・「鉄」・「カルシウム」をバランスよく含むということ。同じくダイエットに良さそうなヘルシー食材『しめじ』や『のり』と比較しても、その含有量は大変優秀です。 ⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=787354
カットわかめの成分

※ カットわかめは10倍に増える想定でしめじ1/10量で換算。 ※わかめの産地による栄養成分・味の違いはほとんどなし。違いが出るのは厚みと食感。

 しめじ(小)1袋や焼きのり(全型)1枚を食べるって意外と大変ですが、わかめは汁物やサラダなどに加える習慣さえ付いてしまえば、無理なく取り入れられる食材。  しかも今回ご紹介する「鍋に加える」というアイディアは、知らず知らずのうちにわかめをたっぷり食べられるため、ダイエット対策としてもオススメなんです。  それでは具体的な活用法をご紹介しましょう。

使い方は超カンタン!水で戻してたっぷり加えるだけ

 実は難しいレシピは一切不要で、いつもの鍋に水で戻したカットわかめをたっぷり加えるだけなんです。例えば、和風の豚バラ白菜鍋の主役にしてみたのがコチラ。  ※乾燥状態のまま加えないよう注意! 塩抜きをするために水戻しは必須です。 鍋にわかめ 豚バラ肉との相性はバツグンで、一緒に食べると旨味もアップ。また、海藻ならではのコリコリぷるぷるとした食感は、野菜やキノコにはない独特の味わいです。  さらに少し煮込めば、とろーりとやわらかく変化、スープにとろみ・旨味が溶け出して最高においしいスープが楽しめます。どんな鍋に合わせるか? ですが、「豆乳鍋」や「キムチ鍋」はもちろんのこと、洋風の「トマト鍋」にもバッチリ。カロリーが気になる「クリーミー系・チーズ系」のヘルシー度を高めてくれるでしょう。  さあ一度お試しください! <TEXT,PHOTO/スギアカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【スギ アカツキ】 食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、独自で長寿食・健康食を研究し、各メディアで活躍中。@akatsukinohana
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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