こじれたセックスレスは別れるしかないの?男性たちの本音を聞く
今や「セックスレス」に悩む女性は少なくありませんが、「これぞ」という解消法がないのが現実です。そんな中、自らのセックスレス体験をベースに、夫婦生活の崖っぷちをリアルに描いた漫画『今日も拒まれてます ~セックスレス・ハラスメント 嫁日記~』(著:ポレポレ美)が話題になっています。
ポレ美さんは、夫の「山木さん」(週刊誌編集者)とのセックスレスに悩み、冗談めかして「セックスチケット」を作って渡したり、あげくには「してください!」と夫に土下座するまでに…。泣ける!
こじれたセックスレスに解消法はあるのでしょうか? 男性3人の座談会でホンネを聞きました。
<座談会参加者>
Aさん(28歳)広告営業マン 彼女あり(交際歴2年)
Bさん(35歳)出版業界人 既婚(結婚歴1年)
Cさん(26歳)IT系・SI(システムインテグレーター) 彼女あり(交際歴4年)
──仮にみなさんがポレ美さんの友人で、山木さんとのセックスレスを相談されたら、何と答えると思いますか?
Aさん:僕はもう究極なんですけど、「セックスしないなら離婚する」ぐらいまでいわないと、レスを解消できないと思うんですよね。僕の目から見たら、そもそもポレ美さんはもう幸せそうじゃないんで。だったらもう、離婚して別の人とセックスしたほうがいいのかもって……。
Bさん:同じ意見ですね。とりあえず、山木さんに対してはセックスを求めてはいけない気がする。無理にレスを解消しても、虚しいだけで終わるんじゃないかな。
Aさん:たとえセックスできても、何も生まれないイメージですよね。そこからまた、新たな愛が育まれる感じがしない。
Cさん:ポレ美さんがここまでやっても、やる気が見られないわけですから、僕も最終的には別れたほうがいいんじゃないかなと思いました。
正面から「子どもをつくる気がないんだったら、別れてほしい」っていったほうがいいと思います。押してダメなら引いてみろ、じゃないですけど、それで更正して追いかけてこないのなら、そこまでの関係なのかなと。
──厳しい意見が並びましたね。最後に、ポレ美さん夫婦のように、レスをこじらせないためには何が必要だと思いますか?
Aさん:お互いに色気は持ち続けるべき。緊張感は大切だし、なぜ自分が相手を好きになったかは忘れずにいるべきだと思います。
Bさん:たとえ結婚しても、付き合っていたときの感覚は持ち続けるべきでしょうね。
Cさん:相手に求められていたら、その気持ちを汲み取って、答えてあげるという気持ち。その思いやりが必要だと思います。
あとはマンネリにならないことかな。仕事でもゲームでも、飽きちゃったらつまらなくなっちゃうのは一緒。モチベーションを保つ工夫をすべきかなと。夫に「セックスチケット」をあげるのは、やり過ぎかなと思いますけど(笑)。
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「マンネリにならない」と言うのは簡単でも、そんな努力をする夫って、めったにいなくないですか? 最後は、レスな夫を諦めて、女性も外で楽しむしかないのでしょうか…?
『今日も拒まれてます ~セックスレス・ハラスメント 嫁日記~』(スマホアプリ『Vコミ』で連載中、単行本が3月8日にぶんか社より発売)で、ポレポレ美が挑むさまざまなレス解消法は、よくも悪くも参考になるかもしれません。
―セックスレスをめぐる男の本音座談会 その3―
<取材・構成/ツクイヨシヒサ>


左からAさん(広告営業)、Bさん(出版)、Cさん(IT)
結局「別れるしかない」と男性陣

「お互いに色気は持ち続けるべき」と言われても…

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