有働&イノッチ卒業へ…『あさイチ』思い出の迷シーン集
3月いっぱいでNHK『あさイチ』から卒業してしまう、有働由美子アナウンサー(48)とV6の井ノ原快彦(41)の名コンビ。番組開始から8年間、たくさん楽しませてくれました。
朝の時間帯にしては色っぽい特集が多かったせいか、有働アナのトークも絶好調でしたよね。
たとえば、2016年3月25日の放送で俳優の玉木宏(38)を迎えたとき。玉木さんの甘い低音ボイスに聞き惚れた有働さんは、思わず「この声聞いてると、イッちゃいそうに……」と言ってしまったのです。生々し過ぎました。
そして恒例になった“朝ドラ受け”でも(朝ドラ受け=番組冒頭で、前番組である朝ドラをいじる)。
『べっぴんさん』で、ヒロインの娘が幼なじみの男子ともう少しでキスというところで邪魔が入ったシーンに「あの雰囲気になった瞬間からわかりましたよ。朝ドラではフィニッシュまでいかない」と解説したのです。
さすがのイノッチも、「フィニッシュって」と苦笑するしかありませんでした。
そんな有働アナの隣で穏やかにサポートし続けたイノッチも忘れるわけにはいきませんよね。しかもただほんわかしているだけじゃなく、言うべきことがあれば言い切る。さっぱりとした男っぷりも魅力でした。
2014年10月16日の放送で登場した、タレントで料理愛好家の平野レミ(70)。このときばかりは、“有働無双”もかすんでしまいました。
この日レミさんが披露したのは、「まるごとブロッコリーのたらこソース」。読んで字のごとく、ブロッコリーを1個まるまる茹でて、その上からたらこソースをかけるというもの。
ところが、ブロッコリーを木に見立てて皿の上に立てたから、さぁ大変。ソースをかけたそばから、見事に倒れてしまったのです。台に飛び散ったソースを拭くイノッチ、ブロッコリーを手でつかんで立たせようとするレミ…。
レミさんのマシンガントークと多動っぷりもあいまって、この回はファンの間で“放送事故”と語り継がれているそうです。
特に“有働無双”と言われるほど暴れまわった有働アナは圧巻でした。シャツに染みたワキ汗を見せるだけでは飽き足らず、2010年のセックスレス特集では「やりゃいいってもんじゃないですよね」との名言も残しました。 さらに、2011年に骨盤底筋を鍛える磁気治療(いわゆる“ちつトレ”)を体験したときには「あっ、あ~!」とおたけびをあげる場面も。 このようにお茶の間を驚かせてきた『あさイチ』ですが、まだまだ他にも忘れられない名シーンばかり。そこでいくつか振り返ってみましょう。(※年齢は現在)
①“イク”にこだわる有働アナ
②有働アナへの“独身いじり”を、イノッチが批判
2014年10月15日の放送で、独身の有働アナをいじって笑いを取ることに対して、番組中にキッパリ“NO”を突きつけたのです。 「返しがうまくて面白くしてくれるからって、縁結びとかそういうネタのときに、有働さんにネタを振ることによってひと笑い取れると思ったら大間違いだぞ、って僕は思うわけ」 これはセクハラ批判なのと同時に、番組への“易(やす)きに流れるな”というイエローカードだったのでしょうね。昭和の大物司会者みたいな器の大きさを感じさせるシーンでした。
③平野レミ、ブロッコリーで放送事故おこす

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