ホストみたいなジムのトレーナーに翻弄されるセレブ主婦たち。争奪バトルの行方は…?
大人になって出会いが減り、ちょっとしたことに恋愛ぽい“ときめき”を感じることってありますよね。
その一瞬だけで流す場合が大半でしょうが、本気になってハマってしまうこともあるようです。そして、そういう心のスキマを狙われ、営業のターゲットにされてしまう場合もあるようで…。
豊田深鈴さん(仮名・32歳・主婦)は、近所のスポーツジムに通って2年目。
そこには、イケメンのトレーナー(20代後半)がいるのですが…どうも、40~50代のお金持ちな奥さん達にまるでホストの色恋営業のような手口を使い、パーソナルトレーニングの予約をバンバン入れてもらっているらしいのです。
「背後から抱きしめるように体幹トレーニングやダンベル運動のフォームを教えたり…
『僕は○○さん(下の名前)の顔が凄くタイプだから、身体ももっと引き締めてかっこよくしたくてたまらなくなっちゃうんです…なのでちょっとキツめのメニューを組んでしまいましたが許して下さいね』
なんて、はにかんだ笑顔でささやいてるのを見てしまいました…そうやって勘違いさせて予約させているんでしょうね」
するとNさんとRさん(共に40代後半)という2人の奥さんが特に入れ込んでしまい、トレーナーの奪い合いが始まってしまいました。
「どっちもトレーナーの出勤日全部に予約を入れるのですが、狙っているのはその日ラストの枠で…帰りにトレーナーを最寄駅まで車で送ってあげるのが楽しみみたいなんです。まぁ、ドライブデート気分を味わいたいんでしょうね」
NさんとRさんは予約日になる度に、ラスト枠を取り合ってモメるので…受け付けのスタッフとトレーナーになだめられ、毎回半分ずつ分ける事に渋々合意したそう。
そして、トレーナーとの距離をもっと詰めたいNさんとRさんは…。
「トレーナーとLINE交換をしたいのに、サラリとかわされてしまったみたいで…やっぱりプライベートには踏み込まれたくなかったんでしょうね(笑)」
それでもやっぱり距離を詰めたいNさんが、トレーナーにVENEXのリカバリーウェア(着用によって疲労回復を図るウェア。種類にもよるが価格は¥16,200から¥18,360ほど)をプレゼントすると…負けじとRさんがNikeのトレーニングシューズなどをプレゼントする“プレゼント合戦期”に突入したのだとか。
「この頃のトレーナーは見る度に、違う最新のウェアやシューズを身につけていました。それでも、やっぱりLINE交換はしてもらえないみたいで…NさんとRさんはすれ違いざま、足を踏んだ踏まないでケンカになり怒鳴り散らしたりして、相当カリカリしていて怖かったです」
そんな、2人のバトルがヒートアップしてる中…トレーナーがいきなりジムを辞めてしまいます。
「その理由が結婚して家業を継ぐ為だっていうんですよ! しかもNさんもRさんも何も聞かされていなかったそうで…ちょっと可哀想でしたね」
その後、NさんとRさんジムに来なくなってしまいましたが…。
ジムのイケメントレーナーがホストのような色恋営業


ブランドウェアを貢いだのに…トレーナーが退職

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