不調を招くダメ部屋3:ラグ・カーペットを敷きっぱなしのリビング
フローリングの床では冷たく物さびしいので、ラグやカーペットを敷いて部屋のアクセントにしている人も多いはず。ところが恐ろしいことに、一見おしゃれに見えても、この
敷物の中は病原体の温床になっていると言います。

「夏場、ラグやカーペットの上を裸足で歩くと、足の裏がペタペタしたという経験はありませんか?
先ほどもお伝えしたとおり、夏の湿気を含んだクーラーの冷気は、部屋の下のほう、床の近くにたまります。ラグやカーペットを敷いている場合、その繊維が水分を吸って、足の裏がペタペタするのです。この湿気が、ラグやカーペットでカビを繫殖させる原因に。
さらにホコリやダニも、このラグやカーペットの繊維の奥に潜んでいます。よく“コロコロ”と呼ばれる粘着テープのクリーナーで掃除して終わりにしてしまう人が多いですが、それでは表面のゴミしか取ることができません」
これらの奥まで入ったカビやダニを含むホコリは、
掃除機をパワーブラシモードにして、繊維を起毛させながら、1メートルを5~6秒かけてゆっくりと動かしていくことで、ある程度吸い出すことができると言います。素早くガシガシと掃除機を動かすのは禁物。さらに、
週1回は天日干しをすることがオススメだそうです。
季節の変わり目、なんとなく体調が悪いかも? というとき、その原因は、実は部屋の掃除の仕方にあるかもしれません。そろそろ梅雨入りのいま、不調を招くダメ部屋になっていないかどうか、家の中を一度見直してみるといいかもしれません。
【松本忠男氏】
東京ディズニーランドの開園時の正社員、ダスキンヘルスケアを経て、亀田総合病院のグループ会社に転職。清掃管理者として約10年間、現場のマネジメントや営業に従事。1997年、医療関連サービスのトータルマネジメントを事業目的として、プラナを設立。日本ヘルスケアクリーニング協会会長。現場で体得したコツやノウハウを、医療、介護施設、清掃会社に提供する。著書に『
健康になりたければ家の掃除を変えなさい』(扶桑社刊)がある
<取材・文/女子SPA!編集部>
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