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田中圭『あなたの番です』名シーン5選。年下ワンコ系夫の肉食っぷりがまぶしい…

 日本テレビ系4月・7月2クールの日曜ドラマ『あなたの番です』が9月8日についに最終回を迎えます。
 思えばスタートした当初は視聴率も振るわず、「不穏すぎる」「これを2クールは厳しい」などの否定的な意見であふれかえっていたこのドラマ。謎が謎を呼ぶストーリー展開、次から次へとぼっ発する衝撃的な事件。ネット上では犯人や伏線の考察に火がついて、回を追う毎に人気が急上昇。気づけば、公式ツイッターのフォロワー数が日本テレビのプライム帯で歴代一位という記録まで叩き出しました。  ネット上では真犯人への様々な憶測が飛び交い、考察も激化の一途をたどっています。一体誰が犯人なのか?現状生き残っているメンバーが、あまりに癖が強く個性的なせいか誰もが怪しく見えてしまいますよね。

ついに最終回…でもその前に、心に残る手塚翔太の名セリフ&名シーンを一挙セレクト

 先日放送された第19話では、クライマックスで手塚翔太(田中圭)のバディとして共に真犯人を追っていた、二階堂忍(横浜流星)、通称どーやんが信じられない行動を起こしました。どーやんは翔太の首を締め、2人が指定したホテルの部屋に現れた尾野幹葉(奈緒)に「ありがとう」と感謝の言葉を投げ掛けたのです。  驚愕も驚愕だったラスト30秒。今までとは全く違う、強い意志に基づいた冷徹な瞳をしたどーやんにも心臓が思わず高鳴ってしまいましたが、不意打ちの攻撃にパニックに陥っているであろう翔太の表情も秀逸でした。これから一体どうなってしまうのか……最終回放送までザワつきが収まらない見事な引きになったと思います。  というわけで、最終回直前記念。改めて田中圭演じる手塚翔太を掘り下げるべく、これまで放送されたドラマ内で心に残る翔太の名セリフや名シーンをピックアップしてみました。天真爛漫で愛情まっすぐ、だからこそ危うくもある手塚翔太の魅力をもう一度プレイバックしてみてください。

年上妻への深い愛情が現れた言葉

 翔太の印象的なシーンとして真っ先に思い浮かぶのが、初回の交換殺人ゲームが行われた直後の夫婦2ショットです。  住民会から帰ってきた菜奈(原田知世)が年の差婚に何だかブルーになってしまっている様子。そんな菜奈に翔太は「お互い変わって、今と違う人間になったとしても、それでもまた好きになるよ。何回も変わって、変わったお互いのことをいいなって思って、何回でも恋に落ちようよ」と微笑みながら伝えるのです。これに心を掴まれてしまった女性視聴者はかなり多くいるのではないでしょうか。  キラキラしたまぶしい翔太を見て、菜奈は本当は何を想っていたのでしょう。今となってはわからないままです。

年下ワンコ系男子の肉食っぷり

 翔太は15歳年上の内縁の妻・菜奈にベタ惚れの年下ワンコ系旦那。ゆえに、菜奈が死ぬまでの第一章では2人のラブラブシーンが随所に散りばめられており、張りつめたようなサスペンスムードを良い意味でぶち壊す清涼剤的な立ち位置でもありました。  そんな数々のラブラブシーンの中での敢えてのベスト1を選出するとしたら、第5話の爆弾発言。「すっげぇ気持ちいいセックスしよ!」ではないかと思います。無邪気でありながら、本能に忠実。そして雄(オス)み全開。これぞ翔太の本領発揮シーンでしょう。  第9話の「観念して俺に抱かれなさい」鬼ごっこも捨てがたいところですが、この後に起こる菜奈ちゃんの惨劇のことを思うとこのシーンを見ることも辛くて……。こちらは次点と相成りました。
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妻を殺した犯人に復讐を誓う
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