なつかしの「ジャニーズデビュー曲」4つ。タッキー&翼の“異例デビュー”覚えてる?
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>
SixTONESとSnow Manのデビュー曲が発表されました。
SixTONESはYOSHIKIさん(X JAPAN)の美学が満ち渡る「Imitation Rain」を、Snow Manはパッションみなぎる華麗なダンスチューン「D.D.」を、それぞれ賜りました。どちらも、これから歌い、踊り重ねるほど彼らにとって“唯一無二の曲”となっていくのでしょう。
いつの時代も注目を集めるジャニーズのデビュー曲ですが、今回はジャニーズにくわしくない大人男性に「デビュー曲だと思い込んでいたあの曲」を訊いてみましたよ!

「マッチというとこの曲のイメージが大きいし、“ギンギラギン”と“さりげなく”のミスマッチな組み合わせがすごくカッコよかった。レコード大賞も取った曲だから、ついつい浮かんでしまう」(ユウタロウさん・47歳)
第23回日本レコード大賞最優秀新人賞に輝いた名曲ですが、近藤さんにとっては4枚目のシングルで、デビュー曲は「スニーカーぶる~す」です。ちなみに「ギンギラギン~」のB面(カップリング)は「恋のNON STOP ツーリングロード」となっており、当時のモテデートだったツーリングが恋になぞらえて歌われています。
「単に自分がTOKIOを知ったのが『キテレツ大百科』だったからですけど、カッコよくていつも口ずさんでいました。友達とイェイイェイって歌うのが楽しかった」(サトルさん・38歳)
どこかキュートな男心を歌わせたら右に出るもののないTOKIO。かしこいけれど可愛いキテレツとお茶目なコロ助の印象で、胸に残っていたのでしょうか。TOKIOのデビュー曲は「LOVE YOU ONLY」で、こちらはアニメ「ツヨシしっかりしなさい」の主題歌でした。
「ジャニヲタの知人に教えてもらうまで、『Kiss~』がKinKi Kidsのデビュー曲だと思っていました。『金田一少年の事件簿』のテーマとして耳になじんでいたし、普通にテレビで流れていたから……。当時CDが欲しくて探し回った記憶があります。」(ナオトさん・39歳)
たとえテレビで流れていても、何かのテーマ曲になっていても、CD化されたものが“デビュー曲”とされるので、デビュー曲は「硝子の少年」になりますね。「硝子の少年」は、KinKi Kidsのファーストアルバム「A album」と同時発売され、「Kiss~」は、このアルバムに収録されています。
「自分にとって、“タキツバ”といえば『夢物語』だから! 夢モは、友達とコンビを組んでカラオケでさんざん歌いました。首にかけるレイまでドンキで買いましたよ!」(タカユキさん・37歳)
CMソングにもなったキャッチーな『夢物語』は、振りも覚えやすくてカラオケでも大人気! タッキー&翼にとっては2枚目のシングル曲です。
タッキー&翼は異例のアルバムデビューを果たしたため、デビューCDは2002年9月11日、ふたりが二十歳のときにリリースされたアルバム『Hatachi』になります。同アルバムには、リード曲「True Heart」のほか滝沢秀明さんソロ曲「キ・セ・キ」、今井翼さんソロ曲「Get Down」などが収録されています。
いかがでしょう?
「あのグループといえばコレ!」と思う曲は、必ずしもデビュー曲とは限らないものですね。ただ、デビュー曲だろうと何番目の曲だろうと、聴くほどに魅力が増していくのだと思います。
当初はそんなにピンとこなかった曲も、今聴くと「なんて素敵なんだ!」とおどろいたりしますし、後輩が歌い継ぐ姿を見て胸が熱くなることもあるでしょう。
冒頭のSnow Man、SixTONESも、デビュー曲に続いてどんな曲に出会い、育てていくのか? 楽しみなことですね。
<文/みきーる イラスト/二平瑞樹>
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みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!』