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新型コロナに感染した女性歌手と、3歳の息子。インスタで切なる訴え

 数々のヒット曲で知られる大物歌手のピンクが、3歳の息子ジェイムソン君と共に新型コロナウイルスに感染していたことを公表した。自分よりもジェイムソン君のほうが具合が悪く、とてもつらい闘病生活だったと振り返ったピンク。数日前に受けた検査では陰性だったことをインスタグラムで明かしたが、そこには切なる訴えがつづられていた。

「子供たちは大丈夫」と言われていたのに……

ピンクと息子ジェイムソン

ピンク(左)と息子のジェイムソンくん(右)

 世界的ヒットを次々飛ばし、米エンタメ界で殿堂入りも果たしているピンク。日本でも、昨年秋に放送されたドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の主題歌に起用され、そのパワフルな歌声がお茶の間に広く知られることになった。  私生活では、夫ケイリー・ハートとの間にできた8歳の娘とジェイムソン君のママであるピンク。このたび、インスタグラムライブで放送された友人ジェニファー・パスティロフとの対談で、新型コロナで闘病していたことを明かした。 「泣いた夜もたくさんあったし、これほど祈ったことは人生で一度もない」 「ジェイムソンはすごく具合が悪かったの」 「あの子の症状はここ3週間ずっと記録してる。私のもね」 「3週間たってもまだあの子は38度近く熱がある」 「私たち2人はジェットコースターみたいな日々だけど、ケイリーと娘のウィローは全然大丈夫」  もともと喘息持ちというピンクは、感染したことで、長年使用していなかった吸入器を使うまでになったそうだ。ただ、子供たちについては、当初さほど心配していなかったと続ける。
最初は『若者は平気。65歳以上が危険。子供たちは大丈夫』とみんな言われてた」 「私は喘息持ちだから用心してたけど、子供たちは平気だと思ってた」 「田舎に住んでるし、一番怖いのは花粉とマウンテン・ライオンくらいだって」 「なのにあの子はすごく具合が悪くて、すごく怖い」 「あの子は良くなったり悪くなったりで、私も30年ぶりくらいに吸入器を使ってる。それがすごく怖い」  感染してからの数週間、下痢や嘔吐などいろいろな症状があったというジェイムソン君も、今回のインスタグラムライブにほんの少しの間登場。まだ熱は下がっていないというが、元気な様子でママに絡もうとする姿が見られた。

「どうかお願いです」インスタグラムで切に訴えたこと

 今月4日には、インスタグラムで自分とジェイムソン君が感染したことを公表したピンク。 「2週間前、3歳の息子ジェイムソンと私に、新型コロナウイルスの症状が出ました。幸いにも主治医に検査をしてもらえることになって受けたところ、陽性反応が出ました」
 ここ2週間は医師の指示のもと、自主隔離していたことを明かしたうえで、「数日前に再検査を受けたところ、ありがたいことに陰性反応が出ました」と記し、新型コロナからの回復を報告した。  そして「この病気は重大でリアル。老若男女、健康・不健康、裕福・貧しいなどといったことは一切関係なく、どんな人々にも影響を与えるものであると知る必要がある」とし、より多くの人々が無料で検査を受けられるようにする必要性を強調。検査を受けられる人が少ない現状について、「政府の失策」と批判した。  また、治療の最前線にいる医療関係者に感謝の気持ちを示し、100万ドル(約1億1000万円)の支援金を寄付することも明言したピンク。長文をこう締めくくっている。 「ここ2週間が正念場。だからお願いです。どうか、家にいてください」 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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