飲み会注意!ビールのガブ飲みで脱水症状になる!?
普段何げなくやっている生活習慣が、実は健康にさまざまな悪影響を及ぼしていた!?
お酒を飲む機会が増えるこの時期に気をつけたい危険を紹介する。
仕事終わりの「とりあえずビール」は体に染みわたる……が、実は「水分補強になってません」と答えるのはの秋津医院の秋津壽男院長。
「ビールはアルコール・カリウム・水分の相乗効果による、利尿作用がほかのアルコールに比べて非常に高い飲み物です。一説ではビールを1リットル飲むと、尿は1.2リットル出るといわれています。
ビールを飲んだ後は夜中に尿意で目が覚めたり、何杯でも飲めたりするのはこの利尿作用のせいです。なので喉が渇いているときのビールは、さらに脱水症状を加速させてしまいます」
もちろんビールだけではなく、アルコール類は全般的に利尿作用が高いので注意が必要だ。

また最近は、フローズンカクテルやエクストラコールドビールなどを出す店も増えたが、秋津先生はこう続ける。
「『五臓六腑に染みわたる』とよく言いますが、つまりは、胃袋の近くにある肝臓、心臓を冷やしているということ。急速に臓器が冷えれば、体が必死に温めようと熱を燃やすので、結果的に暑くなってしまうんです。
個人的にはビールは常温で飲むようにしてます。そのほうが味、香りが楽しめますから。慣れれば結構おいしいですよ(笑)」
酒量が増えやすい時期、くれぐれも飲みすぎにはご注意を!
-要注意!危険な生活習慣【3】-
「とりあえずビール」で脱水症状に!?
