「鶏もも照り焼き」だってパっと完成、レンジで作る簡単レシピ
主菜は決まるのに副菜に悩む、お通し的な惣菜をサッと出せたらカッコイイ。そんな時こそレンジ頼み。
料理の合間に5分で完成! 電子レンジでついでにつくりおき』(KADOKAWA)は、料理の合間の5分でできてしまう、お役立ちレシピ集。電子レンジのメリットを最大限に利用した、「つくりおき貯金」の考案者は、管理栄養士で料理研究家の五十嵐ゆかりさん。下ごしらえ5分のつくりおきで、毎日の夕食は10分で完成してしまうのです。
週末にまとめて何品もつくるのは面倒。こんな印象が強い、つくりおき。本書のつくりおきは、「夕食おかず+つくりおきを同時進行」。だから飽きないし、ストレスがたまることもありません。
つくりおきをコレクションしたら、おいしいうちに食べたいもの。本書から、保存のルールをおさらいしておきましょう。
1 食材にしっかり火を通す
長く日持ちさせ、安全に食べるためにも、食材にはしっかり火を通す。
2 料理はなるべく早く冷ます
温かい状態で長く放置すると傷みの原因になるので、冷めるまでに時間がかかる夏場は、容器ごと氷水につけて急冷するのもおすすめ。
3 冷めてからふたをする
蒸気がこもり、ふたや容器に水滴がたまって傷みの原因になる。
4 容器はアルコール消毒を
容器が清潔でないと、保存中に雑菌が繁殖する原因に。
5 清潔な箸やスプーンで取り分ける
雑菌が繁殖して傷みやすくなるのを防ぐ。
6 日付と保存期限を書く
一目で期限がわかると、料理が傷む前に食べ切れる。
意外に細かいルールですが、これからの季節、食中毒なども懸念されます。逆に、覚えてしまえば食材を無駄にすることもありません。特に6は重要ポイント。冷蔵や冷凍してしまうと、臭いや見た目で傷みをチェックするのは無理。データとして残しておくのが最善です。
それではさっそくつくりおきに取りかかりましょう。まずは、今日の主菜を作りながら明日の主菜も作れてしまう、鶏もも肉の照り焼きです。
☆コクうま鶏もも照り焼き
(冷蔵4~5日 冷凍3~4週間)
調理時間10分
【材料(2食分)】
鶏もも肉 1枚(300g)
薄力粉 小さじ1
A
しょうゆ 小さじ2と1/2
砂糖 小さじ2と1/2
酒 小さじ2
みそ 小さじ1
<作り方>
1 耐熱容器に鶏肉を入れ、フォークで全体に穴をあける。薄力粉をもみ込み、混ぜたAを加え、皮目を下にする。
2 ラップをしてレンジで2分30秒加熱する。肉を返し、再びラップをして1分30秒加熱し、そのまま10分おく。ひと口大に切る。
ささっと作って、お弁当のおかずにしたり、卵ととじて親子丼にしてみたり。何かと便利な鶏もも肉の照り焼き。カレーを煮込む間、パスタを茹でる間等々、待ち時間にできてしまうので、かなり楽チンです。
『食材を保存する時のコツ
今日の主菜のついでに明日の主菜
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