髪の毛の太さは35歳がピーク!薄毛になるのはこんな人
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40歳を過ぎたころからでしょうか。ドライヤーをかけながらふと洗面台に落ちた自分の髪の毛を見て、「え! 私の髪って、こんなに抜けてたっけ!?」とビックリすることがしばしば。それに年々、髪に“うねり”が出て、スタイリングがなかなか決まらないことも多くなりました。
他の人から見たら大したトラブルはなさそうでも、明らかに20代の頃とは違う私の髪。こんなモヤモヤをひそかに抱えている女性、私だけじゃないですよね?
「薄毛治療」という響きにちょっとドキドキしていたわけですが、開放感のあるエントランスは、病院というよりもエステサロンといった趣きで緊張がほぐれます。
受付を済ませ、「これまでの病気の有無」や「服用している薬」などについての問診票を記入すると、さっそくカウンセリングがスタート。
――最近、髪の毛のうねりが気になるんです。
カウンセラー「気になり始めたのはいつですか?」
――2年くらい前からですね。あとおでこも年々、広くなってきているような。
カウンセラー「カラダや肌と同じように、髪も年齢によって変化するんですよ。同じぐらいの女性にも、地肌が透けるようになってきた、髪を結んだときにこめかみ周辺の地肌が目立つ、なんてお悩みも多いですね」
手元の資料を元にカウンセラーさんが丁寧に説明を始めます。
カウンセラー「髪の毛のボリュームや1本1本の太さは、どんなに恵まれた人でも30代後半がピークといわれています。その後はボリュームや太さが衰えていくんです」
となると私の髪は、すでにそのピークを過ぎたということか……。あらためて加齢という現実をつきつけられます。
次は医師によるカウンセリングですが、その前に頭皮の写真を撮影。来院するたびに、その日の状態をしっかり記録しておくのだそうです。
部屋を移動して、次は医師に話を聞くことに。出迎えてくれたのは、薄毛治療の第一人者で院長の浜中聡子(さとこ)先生。
北里大学大学院の医学部を卒業後、精神科や救急救命センターでの勤務を経て、2006年に開院した、当時では少なかった女性専門の薄毛治療クリニックに勤務。現在に至るまで薄毛治療を中心とした女性のエイジングケア治療を中心に診療しています。明るい笑顔と、しなやかでツヤのある黒髪に、つい目が奪われます。説得力がハンパない。
――私のように、髪の悩みでクリニックに来る女性ってけっこういるんでしょうか?
浜中先生(以下、浜中)「女性の場合、無意識に自分の20代のころと比較して、『あれ、私こんなはずじゃない』『このまま進行したらどうしよう』と気になってしまうという方が多いようです。それでシャンプーを変えてみたり育毛剤を使ってみたりして、あまり効果がないぞとなったら病院にいらっしゃいます。
男性も女性も加齢には抗(あらが)えませんが、女性は男性と違って何歳であろうと『こんなに薄くなっちゃってさ~』なんて開き直れませんよね。さらに誰にも悩みを相談できず、コンプレックスを抱えた状態がひどくなると、『醜形恐怖症』におちいることも。他の人から『大丈夫だよ』といくら言われてもそう思えず、外に出られなくなったり、日常生活に支障をきたしたりして、精神科での治療が必要になってきます」
――女性の髪の悩みとメンタルは密接に関係しているんですね。
――先生、薄毛や抜け毛ってどうして起こるんでしょうか?
浜中「毛髪は通常『成長→退行→抜ける』というサイクルを2~7年で繰り返すんですが、なんらかの原因でこれが乱れて、髪が成長しきる前に抜け落ちてしまうことで、薄毛や抜け毛が起こります。
女性のヘアサイクルが乱れる原因は、大きく2つです。
1)女性ホルモンのエストロゲンの分泌量の減少
2)頭皮の血流量の低下
エストロゲンには髪の成長期を長く保つ働きがありますし、血流は髪の成長に必要な栄養を運ぶ役割があります。さらに生活習慣の乱れ、強いストレス、睡眠不足、喫煙、遺伝的要素が複合的に絡みあって抜け毛や薄毛が起こると言われています」
あわわ、現代社会で普通に生きているだけで、ヘアサイクルが乱れる要因だらけです。
いよいよマイクロスコープを使って、より詳しく頭皮や毛根の様子を見ていきます。
――こうやって見ると1本1本の毛って、結構離れているんですね~。
長い毛に混じり、ときどき短い毛があったり、1つの毛根から2本生えていたり……自分でも見たことのない頭皮の様子が目の前のモニター全面に映し出されるのは、なんだか少し不思議な感覚です。
――あのー、私の毛根、どうですかね……。頭の横、こめかみが特に気になるんです。
浜中「そもそも横はトップと比べて毛穴の数が少ないんですよ。伸びるのも遅いし。結構、密なほうだと思いますよ! うん、まだまだ元気な頭皮です!」
――先生にそう言ってもらえて、ひとまず安心しました(笑)。
実際に訪れた人の中には、先生の話を聞いて、安心して帰る人もいるとか。
では一般に、薄毛治療にはどのような薬が使われるのでしょうか?
浜中「当クリニックもそうですが、一般に薄毛治療で処方するのは、血流の低下を改善して発毛を促す、ミノキシジルという成分を含むお薬です。内服薬と外用薬(塗り薬)があり、患者さんの状態に合わせてミノキシジルの濃度を変えて処方します。お薬を飲みはじめてから早い人だと4か月くらいで効果を実感する方もいますね。それ以外にも必要に応じて、女性ホルモンを補充する方法もあります。また、髪の毛の成長を促すのに必要な栄養素が入ったサプリメントも処方しています」
女性には女性のための治療方法があるので、女性の薄毛治療専門のクリニックへ。さらに食生活や睡眠など、普段の生活でのアドバイスも聞きました。
浜中「シャンプーのときの温度は38度くらいがベスト。それ以上だと頭皮や髪にダメージを与えてしまいますから。また分け目もいつも同じではなく、日によって変えるといいですね」
適切な治療と、日々の生活習慣とケアが健やかな美髪を作るのですね。浜中先生の言葉が心に響きます。
「年齢を重ねれば重ねるほど、カラダはムリは効かなくなるし、外側へのアプローチだけの『ハリボテ』は通用しなくなります。なによりケアと治療は別もの。もちろんいつ始めても遅すぎることはありませんが、薄毛で自分の見た目が昔と変わってきたこと自体がストレスになっているのなら、少しでも早く手を打ったほうが、精神的にも断然ラクですね」
そしてコロナ禍の今、オンライン診療を取り入れるクリニックが増えていますが、クレアージュ東京でも実施しているそうです。クリニックに来院せずとも、医師による診療を受けられるのは、心強い限りです。
年齢によるカラダの変化を受け入れるのは、ときに勇気とエネルギーのいること。しかしその現実を受け入れてこそ、華麗なる加齢が待っている。髪や頭皮を含めて、自分に合ったアプローチを見つけて前向きに歳を重ねていきたいと背中を押されたのでした。
そんな折、筆者が出向いたのは東京・有楽町にある「クレアージュ東京 エイジングケアクリニック」。女性のための髪・肌・ホルモンバランスのクリニックで、女性専門の「頭髪専門外来」を備えています。ここで、女性の薄毛治療のパイオニアと言われる院長に、女性の薄毛・抜け毛の原因と対策について聞いてきました!(※撮影時のみマスクを外しています)
女性のための薄毛治療クリニック どんなことするの?>>>
カラダや肌と同じく、髪も年齢とともに変化する
髪の毛の太さは35歳がピーク
薄毛・抜け毛が気になる… セルフチェックはこちら>>>
ここで女性の薄毛治療のパイオニア、院長の浜中先生が登場!
ホルモンバランスと血流が、抜け毛や薄毛に大きく影響
まずは頭髪の健康を セルフチェックしてみる>>>
画面にアップで映し出される、私の頭皮と毛根
クリニックでは、「ミノキシジル」で発毛を促す
女性の薄毛・抜け毛の悩みにこたえる クリニックでの治療を知りたい>>>
ケアでは予防まで、クリニックの治療は別物
「クレアージュ東京 エイジングケアクリニック」 詳しくはコチラ>>>
今年の3月23日には、クレアージュ東京 エイジングケアクリニックと同じフロアに、女性専用の健診施設「クレアージュ東京 レディースドッククリニック」も新たに開院。レディースドックから薄毛治療までが、ワンフロアで完結するようになります。 薄毛の改善は、髪や頭皮だけでなく、全身のバランスを整えてこそ。加齢に負けないカラダを作っていきましょう!「クレアージュ東京 エイジングケアクリニック」 無料カウンセリングはコチラ>>>
※本記事で紹介した薄毛治療は、保険適用外です。 【浜中聡子(はまなか・さとこ)先生】 医学博士。クレアージュ東京 エイジングケアクリニック院長。北里大学医学部卒業。AACクリニック銀座院長を経て、現職。国際アンチエイジング医学会(WOSAAM)専門医など。 ー 特集・大人の美活 ー <取材・文/アケミン 提供/クレアージュ東京 エイジングケアクリニック>アケミン
週刊SPA!をはじめエンタメからビジネスまで執筆。Twitter :@AkeMin_desu