『天国と地獄』の柄本佑みたいな“いい料理男子”と“NG料理男子”の見分け方
<みきーるの女子マインド学>
綾瀬はるかさん・高橋一生さんW主演ドラマ『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)が好評です。
刑事と殺人鬼(?)が入れ替わるスリリングな展開も話題ですが、大人女性から「うらやましい!」と注目を集めているのが、彩子の同居人“りっくん”(渡辺陸/柄本佑さん)の存在。
りっくんは、便利屋(派遣の清掃業)をやってはいるものの、生活費は完全に彩子まかせ。そのかわり家事全般を引き受け、彼の作る料理は彩子の楽しみにもなっています。
「疲れて帰って、りっくんみたいにご飯を作ってくれる彼がいたら最高!」という声が上がるのも納得です。
「料理好きといっても、いわゆる“男の料理”しかしない人はあまりお勧めできません。私の彼は、お金をかけない料理が得意なんですよ。魚のアラで煮込みを作ったり、くず野菜をスープにしたり……。安価でおいしい“いつもの料理”がきちんとできることが、よき料理男子の証では? 高いお肉や1回しか使わない調味料をどさっと買ってきたり、キッチンをめちゃくちゃにして“片付けはよろしく!”っていう人はちょっと……と思います」(マキさん)
特別なごちそうと、日々の食事は違います。イベントっぽい料理よりも、ふだんの食をおいしく作ることに興味のある人は、真の料理好きと言えそうですね。マキさんいわく、「SNSにゴージャスな料理ばかりアップしている男性には注意!」だとか。家事分担のバランスにもよりますが、片付けは知らんぷりという人も残念な印象です。
「以前付き合っていた彼は“自称・料理好き”でしたが、作る料理は塩辛くて油っぽいものばかり。それとなく指摘しても“は? これがおいしいんじゃん”とか“オレにはちょうどいい”といって聞いてくれませんでした。私も料理ができないわけではないので、作るよと言っても“オレのほうがうまいから”とはねのけられて……。“うまいだろ? うまいだろ?”と、ほめ言葉をしつこく強要されるのもつらかった。
今の彼も料理好きの人ですが、かならず“ちょっと味見して!”と、私の意見も聞いてくれて、ふたりにとって最適な味付けにしてくれます。ひとりで食べるならいいけれど、誰かと食べるなら相手のことも考えた調理ができないとな、と思いました」(ミチさん)
味付けに自信を持つのはいいですが、塩気の濃淡や辛さの好みは人それぞれ。好みを伝えたら「オレの料理にケチをつけるな!」と言うようなタイプは、料理的な成長も“そこ止まり”になってしまいそうですね。
今回は、りっくんのような料理男子を彼や夫にもつ女性たちに、“よき料理男子の見分けかた”を訊いてみました。
“男の料理”じゃない“いつもの料理”が得意
食べる人の好みを訊いてくれる
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