さらに、ワイルドさが強化され、美しいゴリラ化してくると役の幅もグンと広がり、『タイガー&ドラゴン』(2005年TBS系列)では哀愁とワイルドさに加え、本人の持ち味である不器用さや真っすぐさなどもクドカンによってあて書き(演者を想定した脚本)され、魅力的なキャラクターが生まれました。
さらに『うぬぼれ刑事』(2010年TBS系列)を経て、映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016年 宮藤官九郎監督)ではとうとう鬼に! そして『俺の家の話』へと長瀬が年齢を重ねてどんどんその器が大きくなっていくにつれ、クドカンが託した切なさと笑いも最高潮に盛り上がっていった気がします。