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家事能力ゼロの私が42歳で結婚できた…“家庭的な女”を演じた婚活はムダだった

 婚活歴17年、42歳でようやく結婚できた元婚活ブロガーのRikakoです。私が長年婚活をしくじっていた原因のひとつに自己肯定感の低さがあります。私は掃除や料理など、まともな家事が全くできない女でした。私みたいなタイプは結婚生活が上手くいくはずないという意識が結婚を遠ざけていたのだと思います。
洗濯物を干す男性

写真はイメージです(以下同じ)

 結局、私は家事ができないまま結婚しましたが、結婚生活はとても上手く回っています。なぜなら夫は家事が得意な男性だったからです。

家事が苦手なのに家庭的な女性を演じるのはしんどい

 一般的に女性の婚活プロフィールは家庭的なほど男性ウケがいいと言われています。例えば、料理が趣味だと書いたり、プロフィールのサブ写真にエプロン姿の姿を載せるなど。でも、私は料理が苦手で、独身時代ほとんど自炊経験がありませんでした。だから婚活成功のためには料理ができる女になるしかない! と料理教室に通い出し、手料理の写真をプロフィールに載せるようになると、婚活アプリで「いいね」がたくさんもらえるようになったり、結婚相談所で申込が増えたりしました。  だから、本当は家事レベルが低いのに、精一杯背伸びをして家事が人並にできる女を演じ続けていました。しかし、それがかなりのストレスになっていました。 料理 お見合いで「どんな料理が得意ですか?」と聞かれただけでゲンナリし、結婚したらこの人は私を家政婦扱いしたいのかと疑ってしまったり。相手はただプロフィールに料理のことが書いてあったから、気軽に聞いただけかもしれないのに。実は料理が苦手というコンプレックスがあったので、料理の質問に対して過敏に反応してしまったのです。

“家事は女性の役目”と思っている男性も多いけれど

 私は家事が得意ではなく、結婚しても仕事を続けたかったので、家事分担に協力的な結婚相手が理想でした。ただ、婚活のプロフィールで「家事が得意です」など家庭的な面をアピールしている男性はあまり見かけませんでした。40代で婚活をすると、マッチングする男性は40代50代が多くなります。この世代は、家事は女性がするものというイメージを抱いている男性が多いのかもしれません。世代が若くなるほど、家事分担が当然という考えの男性が増えてくるのではないでしょうか。  私が婚活中に仮交際に進んだり、何度かお会いした男性の中に、家事ができそうな男性はいなかったと思います。だから、結婚したいなら家事ができるようにならなければいけない。それが強いプレッシャーとなって、婚活のブレーキとなっていました。
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家事が得意な男性も存在する!
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