大人のピンクコーデのコツ「私だったらフリルは選ばない」|スタイリスト亘つぐみ
ファッション誌やCMのほか、数々の芸能人、モデル、人気ドラマのスタイリングを手掛けるスタイリストの亘つぐみさん。インスタグラム(@tsugumiw)で披露しているご自身のファッションやライフスタイルも、多くの女性から支持されています。
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亘さんのコーディネートは、どれもシンプルで洗練された華やかさがあります。還暦を迎えても、なおパワフルに、自由に毎日を楽しむ姿が印象的。
そんな亘さんが「体型が崩れてきた、お金がない、センスに自信がない…」などといった悩みを抱える女性に、少しでも前向きにおしゃれを楽しめるコツや秘訣を伝授。
第6回目は、「今月のつぐみさんの着こなし解説」です。
――暖かくなって、明るい色の服を着たくなる時期かなと思います。
亘つぐみさん(以下、亘)「ピンクは好きで、最近よく着ていますね」
――インスタグラムに投稿されたこのコーディネートに、ピンクを合わせたポイントはありますか?
亘「色ですね。実はわたし、薄かろうが濃かろうが、ピンク色を好きって認めたくないところがあったんですね。ピンク=プリティな感じというか、かわいいこぶってるイメージが自分の中で勝手にあったから、好きではないと思い込んでいたんです。でも、よくよく振り返ってみると、要所要所でピンクのものを購入していて。
インスタをさかのぼっていくと出てくるんですが、スエットパンツやパーカ、今日実際に着ているニットなど、ピンクのアイテムは意外にも多くて。でもかわいい感じになってしまうのが嫌だから、ピンクならベーシックなデザインのものを選ぶようにして、コーディネートもマニッシュにまとめているかもしれません。メンズのブランドのコットンのコートだったり、メンズサイズのパンツだったり、トラッドっぽいアイテムを選ぶことが多いかな」
――では、袖がフリルになっているようなトップスは選ばないですか?
亘「ピンクでは選ばないかもしれないですね。そしてどちらかというと、甘いピンクというよりかは、青みがかっているピンクの方が好きですね」
――ピンクと他の強い色味のものを合わせない方が失敗しませんか?
亘「失敗ということはないと思いますよ。根っからラブリーなものが好きで女性らしいものが好きなひとは明るい色同士を掛け合わせてもいいし、パステルトーンで統一してもいいと思います。
ただ、わたしは白や黒やベージュなどと合わせて、大人っぽく、クールに見えるようにするのが好きです。そうすると甘くならないから。もし年齢的に“40過ぎてるのにピンクなんて……”って思うひとは、そういう着方をおすすめします。それから、トップスに抵抗がある人は、まずはボトムに持ってくるのもいいと思います」
――たしかに苦手意識があるなら、顔のそばにピンクを持ってくるより、ボトムから取り入れる方が挑戦しやすいかもしれません。
亘「でもピンクは女のひとの肌を美しく見せるから、みんな好きなんだと思うし、知らないうちに選んでいるんだと思うんですよね。だから本当は、トップスで取り入れるのがおすすめ。チークもピンクを塗るでしょう? 湯上がりのような、高揚感のある肌に見せてくれるんです。気分もあがるし、かわいく見えるからいいですよ」
――取り入れ方を知って、苦手意識を克服していきたいです。
亘「相性のいいグレーを合わせるのもいいですよ。あえて洋服で取り入れなくてもいいですし。小物だったらピンクのコットンパールもかわいいですよね、ソックスならコーディネートの挿し色にもなります」
大人が着るピンクはアリ? ナシ?


ピンクは肌を美しく見せるマジックカラー
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