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夫婦の“揚げ物論争”が話題。夫の言動で傷つかないために守るべきコト

 根深い問題です。
揚げたてのフライ、おいしいですよね

揚げたてのフライ、おいしいですよね

 料理に関するSNS上の炎上が、マスメディアで取り上げられるケースが続いています。その中でも、私が最近強く心に残りモヤモヤしてしまった問題があります。それは、“揚げ物論争”。ママのための情報サイト「ママスタセレクト」に掲載された、ある女性の嘆きが発端でした。

義母に夫が「妻は揚げ物を作らない」と告げ口…

 悩みの主人公は、既婚女性。義実家でご飯をご馳走になっていたときに、事件は起こりました。夕食のメニューとして出てきたのが、「とんかつ」。夫が思わず「揚げ物は久しぶり! 〇子は揚げ物作らないもんね」とつぶやき、姑が「あら、○子さんは揚げ物をするのが嫌いなのね」とかぶせたことが問題を引き起こしたのです。  夫と義母によって「揚げ物を作る人は偉い」という空気が出来上がってしまったことにより、自分のこれまでのやる気や頑張りを台無しにされたように感じたようです。この問題は、テレビのワイドショーでも大きく取り上げられて話題になりました。  うーん、いろんなことが残念でなりませんし、問題は根深いように感じます。  そこで今回は、この問題を事例にさせていただきながら、万が一、夫やパートナーの不用意な言動を受けた際に、妻である女性がむやみに傷つかない対処法を考えてみたいと思います。

問題は3つ。すぐに解決できるのは、たったの1つ

 まずは、今回の問題を整理してみましょう。問題にすべきことは、次の3つに集約されるように思います。そして解決策がすぐに見つかることはそう多くなく、おそらく1つでしょう。  そして他の2つはすぐに解決できない問題だと腹をくくれば、少しは心が軽くなるかもしれません。さあ、いったいどれが、解決できると思いますか? 1.「妻が料理を作って当たり前」なのは、目に見えない固定概念や風潮ではなく、カタチとして“現実”に起こっている 2.夫のちょっとした言動は、想像以上に妻を傷つけてしまう 3.揚げ物はやっぱり面倒である(かもしれない)
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むやみに料理を作らされているなら、夫の期待に従う必要ナシ
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