
美鈴さん一家は、後半旅行に行くはずの宿はすべてキャンセルし、地元の宿に滞在することにしたそうです。
「喉が痛くて炭酸飲料はもちろん、水を飲むのも辛そうなんです。何も食べられないので、宿の人にお願いしておかゆを用意してもらい、それを少しずつ食べさせましたが、本人がしんどそうなのが本当にかわいそうでした」
熱が下がらず、落ち着かない夜を過ごして翌日。よく見ると、息子さんの足に水泡状のブツブツができていました。
「水ぼうそうなんじゃないかと焦って再度病院へ行くと、お医者さんには、手足口病かもしれないと言われました。水ぼうそうはもっとすごいスピードでブツブツが増え、かゆがるそうです。いずれにしても夏風邪なので、ただ熱が引くのを待つしかなく、レジャーはおあずけ。旅行気分は吹っ飛びました」
厚生労働省の公式サイトによると、「手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る、ウイルスの感染によって起こる感染症」で、「子どもを中心に、主に夏に流行」するそうです。
幸い息子さんの熱は下がってひと安心のはずが、さらに悲惨な状況が待ち受けていたそうです。