「子どもの熱が下がり、少し元気が出てきてほっとしたのもつかの間、今度はわたしがダウンしてしまいました。夜中にガクガク震えがくるほどの寒気を感じ、宿で借りていた体温計で熱を測ると高熱。起き上がれないほど辛い熱が出ました」

なんと今度は美鈴さんが病院に行く番に…。小児科ではない別の病院を探し、息子の夏風邪をもらったようだと伝えると意外な回答が返ってきます。
「タイミング的にも子どもの夏風邪をもらったと思い、病院で事情を話したのですが、『手足口病は大人はならない』とお医者様に言われました。いずれにせよわたしも宿でうなりながら寝るはめに。主人に、熱が下がって少し元気になった息子を連れて近くに出かけてもらい、ひとりで寝ていました。辛かったです」
その後、美鈴さんの身体にさらなる異変が現れたといいます。
「熱がおさまりかけたと思ったら、手のひらや足の裏にブツブツができはじめたんです。やっぱり手足口病だったじゃないか!!!と思いましたが、いずれにせよ打つ手はなし。辛い身体のまま帰宅しました。そこからがまた地獄でした」