会計中に名札を見て、Facebookの友達申請してきた男にゾッ…。実名のSNS利用に注意
FacebookやInstagram、TwitterなどのSNSユーザーは、どんどん増加しています。
SNSは便利な面がクローズアップされがちですが、個人情報の特定にもつながる怖い一面も持っています。そんな危険な体験したエミさん(仮名・34歳)のエピソードを紹介します。
銀行勤めの夫と、2人姉妹の子どもたちと暮らすエミさん。「自分で自由に使えるお金がほしい」と思い、下の子の幼稚園入園をきっかけに、子どもがいない時間帯だけスーパーでパートをすることにしました。
大学時代にもスーパーでレジ打ちのアルバイト経験があったため、レジのパートに応募して採用となり、日々仕事と家庭の両立に奮闘していたそうです。そんなある日、Facebookで友達申請が届きました。
「男性からの友達申請だったのですが、知らない名前で……。その男性はプロフィールに顔写真を載せていないし、投稿内容は友達にならないと閲覧できない設定にしていたので、本当に誰だかわかりませんでした。同級生かと思ったのですが、小学校から大学までの記憶を掘り起こしても、全然身に覚えのない名前だったんです」
見知らぬ男性からの友達申請だったため、エミさんは「間違って申請したんだろう」と思い無視していたそう。しかし翌日、思いもよらないことが起きたのです。
「パート中、急に『Facebookから友達申請した○○ですけど』と話しかけられたんです。ぱっと見、私よりもだいぶ若くて大学生くらいの男の子。意味がわからずパニックになりましたが、なるべく表に出さないよう『お客様とはプライベートで接点は持たないよう言われているので』とやんわりと断りました」
マンガやドラマでは、ここから恋に発展して不倫関係に……となる展開かもしれませんが、実際のところそんな余裕はありません。顔なじみでもないお客さんからの突然の友達申請に、エミさんはゾッとしてしまい、その後のパートは集中できなかったそうです。
そして、こう推測しました。
「私、本名でFacebookに登録しているので、パート中のネームプレートを見てアカウントを特定したんだと思います。プロフィール画像を顔写真にしているし、居住地も公開してしまっているので、わかる人が見たらすぐにわかりますよね……」
突然来た、知らない人からの友達申請
ネームプレートからアカウントを特定……?

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