子どもを介して知り合うママ友。ママ自身の育った環境や過去は関係なく、子どもを通じて知り合うため、今までに出会わないタイプの人と知り合う機会も増えます。 　今回お話を聞いた青山玲子さん（主婦・37歳）が知り合ったママ友も、今までにないタイプだったようです。 　結婚して引っ越してきた見知らぬ土地で妊娠した青山さん。誰か知り合いを作ろうと、妊娠6か月の頃に、地区で開催していた母親教室に参加したそうです。 　そこでは、ママ同士が交流しやすいように、出産の予定月や住所の地域別に席が分かれていたので、同じテーブルについたママたちとはご近所で予定日も近く、すぐに打ち解けました。 　5人ほどのグループで仲良くなった青山さんたち。妊娠中からたびたびランチ会などをして集まるようになったそう。 　そのうちの1人のママ、A子さんは、とても美人で素敵なママでした。年齢も近くて話も面白く、仲良くしていました。 　青山さん以外はみんな車を運転できるので、ランチの集合場所が車でしか行けない不便な場所になることが多く困っていたところ、A子さんが青山さんを迎えに来てくれることも多く、親切なA子さんにとても助かっていたそうです。 　ですが青山さんは、ときどき乗せてもらう車に、なんとなく違和感を抱くようになったと言います。