三代目J SOUL BROTHERS、“今年は休止状態”ナゼ?2023年再始動を盛り上げるギミックとは
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(以下、三代目JSB)が、デビュー記念日の11月10日に記者会見を行った。9年ぶりの全国アリーナツアー、ニューシングル、初のライブフィルムの公開など、再始動する2023年を盛り上げるギミックを発表。
2022年は、グループ全体としてのライブ活動がお休み状態だっただけに、待ちに待ったリリース解禁だった。では、心機一転する2023年は、三代目JSBにとってどんなパーフェクトイヤーになることだろうか?
「イケメンとLDH」をこよなく愛する筆者・加賀谷健が、「ふたたび始まるドラマ」へ向かおうとしている三代目JSBの今を読み解く。
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三代目JSBにとっての2022年は、どんな年だっただろう? まずはこの大きな問いからはじめたい。もちろん明確な答えはないのだけれど、むしろこの問い自体の重要性を深めるための活動例をいくつかあげられそうだ。
LDHアーティストによるオリジナル番組を配信する「CL」で特別企画された「山下健二郎の古民家で夏休み」の他、グループ全員が揃う目立った活動は特になかった。グループの公式Instagramでは、7月にすべての投稿が削除され大きな話題を集めた。そのかわりに黒い背景色の画面に一本のバラが浮かび上がるという意味ありげなティザー的投稿が、不思議な印象を与えた。大きなサプライズを想像させる不思議なワクワク感に、ファンの想像と期待は高まった。
ライブなどのパフォーマンスに関しては、ほとんどお休み状態だったわけだが、2020年に開催が予定されていたデビュー10周年記念をコロナで2021年にスライドしたアニヴァーサリードームツアー「三代目 J Soul Brothers LIVE TOUR 2021 “THIS IS JSB”」を年末に終えて、2022年はここで一息ついただけのこと。
今市隆二がパーソナリティを務めるJ-WAVEのラジオ番組「SPARK」では、三代目JSBデビューから丸12年の日、11月10日に放送日があり、こんなことを口にしていた。
「今年はそれぞれソロ活動をして、パワーをためる期間でもあったし、自分たちとしても必要な時間でもあったように思いました。グループで活動する上でも」
2022年、メンバー7人のソロ活動として特にパワフルで精力的だったのは、ツインヴォーカルの今市隆二と登坂広臣だ。
ふたりはそれぞれソロライブツアーを行い、登坂はツアーの合間を縫って、LDH史上最大規模のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』でガールズグループ部門のプロデューサーを担当。
パフォーマーの岩田剛典もマイクを持ってソロ活動を本格化させ、念願のソロ初ツアー『Takanori Iwata LIVE TOUR 2022 “THE CHOCOLATE BOX”』開催にこぎ着けた。
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