創業100周年の老舗店で教えてもらった「永久保存版・京風すき焼き」レシピ
実は簡単に作れます。
だんだんと肌寒くなり、「鍋料理」が嬉しい季節になりました。皆さんはどんなお鍋メニューが好きですか? 市販の鍋つゆで作るのも便利でおいしくはありますが、たまには本格的な「すき焼き」にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?
すき焼きと言えば、関東風と関西風があり、おいしく作るための正解がわかっていない方は少なくないかもしれません。割り下は買うべき? 作るべき? 砂糖はどう使いこなす? など、なんだか難しそうです……。
そこで今回は創業100周年を迎えた東京會舘(※)の日本料理「八千代」に特別に教えてもらうことに。お店で長く愛されている「京風すき焼き」の作り方を教えていただきましたので、3つのポイントに整理してご紹介していきたいと思います。
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今回作り方を丁寧に教えてくださったのは、八千代の元料理長で現在は顧問を務める鈴木直登さん。
創業100周年のパーティの会場で作ってもらった京風すき焼きをいただいたのですが、シンプルな作り方と洗練されたおいしさに驚いてしまいました。早速3つのポイントをご紹介していきましょう。
戦後、GHQのメンバーにふるまわれていたすき焼きには、長ネギではなく「玉ねぎ」が使われました。
アメリカでは長ネギを薬味以外で使う習慣がなく、食べるネギと言えば玉ねぎだったために、玉ねぎを使ったすき焼きが作られるようになったそうです。
オススメは、ネギは香りづけとして加え、たっぷり入れるのは玉ねぎが良いとのこと。牛脂をひいた鍋で輪切りにした玉ねぎを入れてしっかり焼き色を付けましょう。表面にこんがり焼き色がつき、甘味が引き立ちます。
本格的な京風すき焼きに大切な3つのポイントとは?
1.長ネギではなく、「玉ねぎ」を使う
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