行列の韓国グルメ「10円パン」を実食。中からチーズがとろ〜り…食べて気がついたこと
行列グルメ、行ってきました。
最近妙に気になる不思議そうな食べ物と言えば、「10円パン」。大きな10円玉のカタチをした韓国の屋台フードで、日本では買える場所が限られているため、気になっている人も少なくないでしょう。
この食べ物はもともと韓国・慶州の観光名所で販売された「10ウォンパン」がはじまり。10ウォンとは日本円いえば、1.05円。1円という安いコインが大判のスイーツになっているギャップ感が面白く、日本では同じく銅色の10円玉が採用されて「10円パン」が登場しています。
私は2022年末、大阪道頓堀のお店で買おうとしましたが、大行列のため断念。そろそろブームも落ち着いてきたかもと思い、平日昼間の時間を狙って行ってみることにしました。
訪問したのは、東京・渋谷のメガドンキ・ホーテ渋谷店の1階奥、カラーコンタクトレンズ売り場の隣にある販売所。大王チーズ10円パンとかわいく書かれていて、誰でもすぐに見つけることができるわかりやすいブースになっています。
結論としては、平日であれば5~10分程度並べば購入できますし、そろそろ食べてみようと思っている人向けに、10円パンの魅力と実食した感想をお届けしていきたいと思います。
10円パンの価格は1枚500円。渋谷の店舗では種類は「チーズ」のみで、はじめにチケットを購入して並ぶルールになっています。
窓口が近づいてくると、焼いているシーンが良く見えます。中身には大きなチーズブロックが挟まり、今川焼きのように焼かれていきます。ここで驚くのが、焼くスピード。
器具が優秀なのか、ほんの数分で焼き上がります。この実演こそがもはやエンターテインメント。これでお好み焼きやパンケーキを焼いてもおいしそうです。さあ、10円パンが焼き上がりました。
まわりに流れた生地は最後に切り取ってきれいに整えてくれます。すぐに食べる場合は割りばしをさしてホットドックのように提供されます。今回はゆっくり味わうために、テイクアウトを希望して、袋に入れてもらいました。
10パンの直径は11センチ。このビッグサイズは楽しくてウキウキしてきますよね。
この焼き色は100円や5円ではなく、おいしそうな焼き色をイメージさせる銅色の10円玉だからこそ嬉しく感じるのだと思います。次に、食べ歩き用のように割りばしをさしてみました。

10円パンはどんどん焼ける
直径11センチ、チーズがとろけ出す
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