『学校へ行こう!』チャゲアスのカバーで人気を博した元Bラッパーが語る番組秘話
V6のテレビ番組『学校へ行こう!』の名物コーナー「B-RAPハイスクール」。Bラッパーたちがお題に沿ったB-RAPを競い合うというもので、当時は大きな話題となりました。
そんな中で活躍していたコンビの1組が「チゲ&カルビ」です。「CHAGE and ASKA」の『YAH YAH YAH』をカバーし、当たり前の日常を切り取って熱く歌う姿が注目を浴びることになった彼ら。V6のテレビ番組『学校へ行こう!』の名物コーナー「B-RAPハイスクール」で人気を博していた「チゲ&カルビ」のカルビこと、しばっちさん。
現在はものまね芸人として活躍されているしばっちさんに、「B-RAPハイスクール」についてや現在の活動についてお聞きしました。
【インタビュー前編を読む】⇒『学校へ行こう!』で一世風靡、チゲ&カルビのカルビは「実は2代目なんです…」
――『学校へ行こう!』が終わってからは芸人として活動をされているんですよね。
ものまね芸人として披露宴や忘年会、ものまねショーなど全国のイベントに出演しています。それから、ものまね番組やバラエティ番組の再現VTRに出演したり、6月16日に公開される黒木瞳さん主演の映画『魔女の香水』にYouTuber役で出演したりしています。変わったところでは、太鼓の達人の中で流れるUVERworldの『D-tecnoLife』などは僕が歌っています。
「チゲ&カルビ」は観てくれていた人も多くて、パンサーの向井くんが2年ぐらい前に自分のラジオ番組『むかいの喋り方』(CBCラジオ)でチゲ&カルビをパロディしてくれたんです。リスナーから募集した替え歌を歌う、みたいな。それをたまたま聞いていたチゲから教えてもらって知りました。
――「チゲ&カルビ」のネタは短く笑わせてくれるような印象です。現在のTikToKなどでよく観られるあるあるネタと通ずるところはありますか。
今のあるあるネタを見ていて、当時の僕らをモチーフにしている人たちもいらっしゃるなと感じます。それぞれの表現の仕方が違うだけで、当たり前のことを言うという意味で。
「何がおもしろいのかわからない」っていうコメントもありますけど、批判を受けたことに対して、いちいち反応していたらダメですし、やり続けてもいいのかなと思います。
――なるほど。当時ウケていたのは、なぜだと思いますか?
編集力もあると思います。当時は、僕らがやっていて、それをワイプで観ているV6のメンバーがいました。井ノ原(快彦)くんが大笑いしてくれているのは、最高の画ですからね。
観ているとつられて笑ってしまうことって、やっぱりありますから。今思えば、一生懸命リアクションしてくれていたんだろうなと思い感謝しています。

今でもファンが多い「チゲ&カルビ」

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