“距離感バグ”な男性社員が迷惑…拒絶した32歳OLに待ち受けていた「予想外の展開」
人間関係は壁が厚過ぎるのもとっつき辛く、フレンドリーすぎるのもダメ。他人との関わり方は深く考えれば考えるほど難しい問題だと思います。
丸山ちえみさん(仮名・32歳)は以前、“距離感バグ”を起こした男性社員に悩まされとても大変な経験をしたそう。「一歩間違えれば完全に訴えられるくらいのセクハラでしたよ」と厳しい口調で答える彼女の身に、いったい何が起きたのでしょうか?
もしあなたの傍に似たような人がいるのなら、彼女の話を参考にしてみるといい解決の糸口が見つかるかもしれませんよ。
ちえみさんは30歳のときに転職し、とある企業へ入社。新たな職場は人数も多く、レクリエーションなど社員同士の結束を高めるイベントが多かったと言います。彼女自身も集団でワイワイ過ごすことが好きだったため、この社風は合っていたそう。
転職直後、早速社内で催しがあり、部署ごとに分かれてのチーム対抗戦がスタート。その際に40代の男性社員・Fさんと会話をし、この出来事が部署に溶け込むいいきっかけとなりました。
Fさんはちえみさんが属する管轄の部長で、とても気さくでハツラツとしたタイプ。第一印象も悪くないため最初はうまくやっていたものの……。レクリエーション後から少しばかり馴れ馴れしい言動が目立つようになっていたのです。
「レク中にかなり喋って、その時にFさんは好きな海外ドラマシリーズの話をしていたんです。私自身もそれを鑑賞済みだったし、他に観たことのある作品も多く被っていて。
会話が盛り上がったことは確かなんですけど、そのあとから“あれ観た?”、“これ観た?”と執拗に聞かれるんですよ。今はなすタイミングじゃないでしょって時まで話題を振られたりとか。
ただドラマ好き仲間を探しているだけならいいんですが、明らかに雰囲気が違うなと。それはもう「しつこい!」と言いたくなるレベルでした。
最初にうっかりLINEも交換してしまったので、連絡もちょこちょこ来るようになりまして……」
業務中も意味もなく話しかけられる機会が増え、Fさんは会話の際、常に体の距離が近かったそう。相手は上司、邪険にしてはならないと愛想よく対応していましたが、拭い去れない違和感がどうしても消えません。
彼女への声かけは頻繁になり「好きなドラマも一緒だし、運命かもね」といった“勘違いLINE”まで来たとか!
ただ観ていた作品が被っただけでここまで好かれるのか? ちえみさんは対応の仕方に何か問題があったのではと、自分自身を責めてしまいました。
距離感バグ社員と関わるきっかけはレクリエーション
観ていたドラマが被っただけで「運命」と勘違い
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