夫のサイテーな行為に離婚を決意。愛猫も一緒の「幸せな新婚生活」がわずか2週間で…
一緒に暮らしている動物は、家族の一員。我が子のように溺愛し、日常的に話しかけている人も多いのではないでしょうか。田岡未希さん(仮名・32歳)も、そのひとり。
そして、大事な愛猫をかわいがっていたからこそ、夫・智明さん(仮名・32歳)との新生活がスタートしたのち、夫の信じられない言葉に絶句してしまいました。
未希さんは、猫飼い歴20年の猫好きさん。現在、保護猫カフェから譲り受けたラムネちゃんとミルクちゃんと一緒に暮らしています。愛猫たちは未希さんにとって、心の拠りどころとも言える存在です。
智明さんとはマッチングアプリを通じて知り合い、交際。智明さんは特に動物好きというわけではありませんでしたが、未希さん宅に来ると、猫たちを撫でたり、おやつをあげたりとかわいがっているように見えていました。
「プロポーズをされた時、『猫はどうする?』と聞かれましたが、私は猫がいない生活は考えられないので、『もちろん、ふたりとも新居に連れていく。この子たちと一緒に暮らせないのなら、私は結婚しない』と言いました」
その言葉を聞いた智明さんは「もちろん、連れてきていいよ」と即答。こうして、ペット可アパートでの新生活がスタートしたのです。
愛猫と大好きな夫との新生活に、未希さんは当初、満足していたそう。しかし、一緒に暮らし始めて2週間ほど経つ頃、未希さんは智明さんから衝撃的な言葉を告げられます。
それは、いつものようにラムネちゃんに話しかけながら、おやつをあげていた時のこと。その光景を見ていた智明さんは「ねえ、前からずっと思ってたんだけど、猫に話しかけるのって意味あるの? どうせ、反応しないんだから。ひとりごと言ってるみたいで気持ち悪いよ」と言ってきたのです。
「ショックでしたが、夫は猫と暮らして、まだ浅いのでそう思うのかもしれないと感じました。だから、『一緒に暮らす時間が長くなると、猫は思っているよりも人が言っていることが分かる動物なんだなって感じるはずだよ』と伝えたんです」
すると、智明さんは鼻で笑い、「そんなことないでしょ。だって、ラムネは馬鹿そうじゃん(笑)。絶対、人の言葉なんて分かってないから話しかける意味ないよ」と言ったのだそう。大切な愛猫を馬鹿にされ、未希さんは激しい怒りを覚えました。
「生後2~3か月の頃から大事に育ててきた子なので、そんなふうに言われるのは心外でした。それに、ラムネがいる前で、彼女の悪口を言われたのが嫌でした」
愛猫を含めた4人での新生活がスタート
夫から「猫に話しかけるって意味ある?」と言われた

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