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東京での子育て、無理すぎる!海外帰りのママが子連れでの移動に疲弊

地下鉄 ベビーカー

※写真はイメージです(以下、同じ)

小さい子どもを連れた外出は、ママにとって大仕事。特に都会の電車移動は想像以上に大変です。 おむつや着替え、気分転換のおもちゃやお菓子を詰め込んだマザーズバッグとベビーカー、そして何より気まぐれな子ども本人。 今回は、そんな都会に住むママが遭遇したエピソードを紹介します。

オーストラリアよりも子育てがしやすい?

大河内えりかさん(仮名・38歳)は、転勤族の夫との間に2人の子どもがいます。1人目はオーストラリアで出産し、2人目出産のときには夫が東京に赴任したため、東京での育児生活をスタートし、その大変さが身に沁みたと言います。 「日本の都会は交通の便もよさそうだし、清潔だし、子育てしやすいのかなと軽く考えていました。けれどそれは大間違いでした」 まだ東京の生活に慣れていない頃、大河内さんは、学生時代の友人が同じく東京に住んでいるとのことで、当時3歳と0歳の子どもを連れて遊びに行くことにしました。 「東京に来てからというものの知り合いもおらず、慣れない生活でストレスが溜まっていました。誰かと話したいと思い、友人の家に遊びに行くことにしました。久しぶりに友達に会えるとウキウキ準備していたんです」

東京で子連れ外出のハードルの高さに愕然

おむつにミルクに着替えと、お出かけ用の荷物を準備し、いざ出発。 都会の電車は混むと聞いていましたが、荷物と3歳の子どもがいるため、抱っこ紐では外出は難しいと判断。3歳の子どもと手をつなぎ、0歳の下の子はベビーカーに乗せ、荷物をベビーカーに引っかけて外出しました。 ラッシュの時間帯は避けて、ベビーカーで乗り込んだものの満席。 3歳の子どもが「いつ着くの?座りたい」とぐずり始めてしまいました。 車内はサラリーマンなど男性客が多く、周囲の痛い視線を感じながら、なんとか気をそらそうと、アメを食べさせたり必死であやしていました。すると今度はいつもと違う気配を察した0歳児がぐずり始め、上の子に話しかけながらも、ベビーカーを揺らすなど必死。 やっと乗り換えの駅に到着。ですが乗り換えのためのエレベーターに乗るには駅の一番端まで歩かなければなりませんでした。ぐずる上の子の手を引いてなんとかエレベーターに乗り、今度は地下鉄に乗り換えました。
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駅員の対応に驚き
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