東京での子育て、無理すぎる!海外帰りのママが子連れでの移動に疲弊
到着した駅に立ちはだかる階段
やっと到着した地下鉄の駅に降り立ってほっとしたのもつかの間。
エレベーターを探しても見当たらず駅員さんに聞くと、なんとこの駅にはエレベーターがありませんでした。エレベーターがない駅があると想像もしなかったので、大河内さんは呆然。
「階段を登るには一人では無理です。駅員さんに手伝いをお願いしました。すると、ベビーカーは畳まないと持てない規則なので、まずは0歳児を下ろしてくださいとのこと。その場でベビーカーにかけた大荷物をおろし、下の子を抱っこ紐に。その状態のままベビーカーを畳んで、荷物とベビーカーを駅員さんに運んでもらいました。ですが3歳の子の手をつなぎ、下の子を抱っこしたまま狭くて急な階段を登るのも本当に辛かったです」
また、駅員さんはベビーカーと荷物を置くと、そのままその場を立ち去ってしまったそうです。
やっと友人の家についたものの、すでにグッタリと疲れてしまった大河内さん。楽しめはしたものの、帰りの電車のことを考えると気が重くなってしまいました。
さすがに帰りは同じ駅から帰るのは無理と判断し、友人の家からできるだけ近くてエレベーターがある駅をスマホで調べて、その駅までタクシーで行きました。帰りの電車が混むことを考えるとあまり長居もできず、そそくさと帰ったと言います。
海外と日本との子連れママへの温度差
塩辛いか乃
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako
連載「乳がんドタバタ日記」Kindleで発売中!
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