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婚約者の父が干渉してきてイラッ。新居も勝手に決められてしまうも、彼の反応がまさかすぎた

 愛する人との結婚が決まり、新生活の準備の際には幸せをひしひしと噛みしめるものです。しかし、結婚が決まっているからこそ、彼の行動にモヤモヤし、未来が不安になることも……。 「あんなにも彼が父親を頼っていたことは知りませんでした。ただの仲がいい親子だと思っていたので、ちょっと引いています」
高齢男性

※イメージです(以下、同じ)

 そう話す近藤満里奈さん(仮名・30歳)は婚約者・辰雄さん(仮名)が妻となる自分ではなく、父親を頼って新生活の準備を進めていることに不満や不安を抱いています。

婚約者宅の仲がいい親子関係にほっこりしていた

 満里奈さんと辰雄さんが出会ったのは、とあるマッチングアプリ。互いに学生時代、バンド活動をしていたことから意気投合。おすすめの音楽を教え合いながら距離を縮めていき、交際に至りました。  辰雄さんからプロポーズされたのは、付き合って2年目のこと。すでに、互いの存在を親に紹介していたため、両親も結婚を祝福してくれました。 「私は親とあまり仲がよくありませんでした。でも、彼は大人になってからも家族旅行に行くほど親子仲が良くて、彼の両親は私のことも温かく受け入れてくれました。彼の家族と4人で団らんの時間を過ごしていると、家族っていいもんだなって心から思えたんです」  この家族の一員に加われることが、幸せ。満里奈さんはそう感じ、これから先の結婚生活がより楽しみになりました。

父親と新居を見に行ってしまう婚約者にモヤモヤ……

 ところが、その先に待ち受けていたのは、家族仲がいいからこそ生じるモヤモヤの数々。まず、満里奈さんが不満を募らせたのは、新居選びでした。 「私が住みたい物件は聞いてくれましたが、実際に見に行くのは、なぜか彼と彼の父親。私も一緒に見に行きたいと言っても、『こういうのは経験があるほうが行ったほうがいい。父は自分の家を買った経験があるから見るべきポイントが分かってるはずだから』と彼に言われてしまいました」  お父さんとあなたが住む家ではなく、私とあなたで住む家なのに……。心に、そんな不満は募りましたが、結婚前に辰雄さんや義父母とギスギスしたくはないと思い、満里奈さんは我慢しました。  結局、新居は辰雄さんの父が太鼓判を押したアパートに決定。決定後に見に行くと、たしかに内装も外観も綺麗。しかし、満里奈さんの気持ちが晴れることはありませんでした。
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アパートだけでなく、こんなものまで……
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