新居が決定した後、満里奈さんたちは必要な家具・家電を購入することに。しかし、そこでも気になることが……。 　なんと、辰雄さんの父親はおすすめの商品をすでに記した「購入すべき家電リスト」を勝手に作成し、満里奈さんたちに手渡してきたのです。 「調べる手間が減るのはありがたいですが、私にだって買いたいドライヤーや家電があります。新居に続いて、家電も自由に決められないのか……とイライラしました」 　辰雄さんは満里奈さんの苛立ちに気づかず、父親に感謝。すると、義父は「今度の休みに、2人で買いに行こう。満里奈さんは結婚式の準備で忙しいだろうから、こっちは任せてね」と言ってきたのです。 「嫌味な感じではなく、純粋な気遣いという口調でした。でも、それは違うじゃんって……。なんで、私たち夫婦のことなのに、あなたがしゃしゃり出てくるんだって思いました」 　微笑ましい親子関係を見て、家族の問題とは無縁だと思っていたのに、まさか親子仲が良すぎることで悩まされるなんて……。そう話す満里奈さんは、この先の結婚生活にも不安を抱いています。 　これから一緒に人生を歩んでいくのは父親ではなく、妻である満里奈さん。辰雄さんには、その事実に気づき、親との距離感を見直してほしいものです。 【他のエピソードを読む】⇒「実録！私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています！】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない！「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中！（採用時に謝礼あり）ご応募はここをクリック ＜取材・文／古川諭香＞