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花火大会デートでの彼の行動にゲンナリ。もう別れたい…

 マスクのなしの外出や音楽イベントでの声出しなどもできるようになり、徐々に元の生活に戻ってきた昨今。この夏は花火大会やフェスなど野外でのイベントもかなり開催されるようになりました。  しかし、野外のイベントだからこそトラブルが起きてしまったという由紀さん(仮名・31歳)。楽しいはずのデートが嫌な思い出になってしまったという彼女のトホホなエピソードをご紹介します。

アプリで出会った理系男子は真面目系。結婚も視野に……

デート

※イメージです(以下、同じ)

 由紀さんは、コロナ前に付き合っていた彼氏と別れて以来、3年ほど彼氏がいませんでした。 「今年に入ってからマッチングアプリを始めました。健太さん(仮名・33歳)とは1ヶ月ほどメッセのやり取りをしました。  実際に会ってみると、最初は緊張していて真面目そうな印象でした。仕事はスマホでできるアプリの開発を担当しているエンジニアで、毎晩、仕事が終わるのが遅いため出会いがないと言っていました」  由紀さんは、年齢的にも結婚を視野に入れたお付き合いも意識していたそうです。 「健太さんは、理系の学部出身で、趣味は鉄道旅行だと言っていました。一緒にいて安心ができる相手だなあと感じていました」  しかし、一緒にご飯を食べに行く間柄から、彼氏として付き合い始めると徐々に異変を感じるように。 「彼はいつもスマホの画面を気にしているんです。マッチングアプリで出会ったので、ほかの女性と二股を掛けられているのか疑いました。でも、私と付き合うようになってからは、マッチングアプリも削除していて、怪しい様子はありませんでした。  それなのに、なんでいつもスマホの画面を気にしていたのかと問いただすと、彼はスマホのGPS機能をつかった「イングレス」という位置情報ゲームにはまっていたんです」

彼がハマっていた位置情報ゲーム

位置情報 ゲーム スマホ「イングレス」とは、2013年からある息の長い人気の位置情報ゲーム。総ダウンロード数も1400万と多く、世界各地にポータルと呼ばれる陣地が存在しています。 「私はよく知らないゲームだったのですが、最初は英語版しかなかったため、彼は“英語のゲームをしている”という優越感に浸っていたそうなんです。ゲーム人口が『ポケモンGO』よりもだいぶ少ないので、ゲーム内での上位ランキングにも入っているらしいんですよね」  健太さんのゲームへの入れ込み具合は、想像以上だったそうです。 「私にゲームのことを知られてからは、彼女公認と思ったのか、どこに行くにもわざと遠回りをするんです。歩いて20分ほどの距離をわざわざバスに乗って、ゲームがしやすいのか、一番後ろの窓際の席に座ったり……。私と座席が分かれてもお構いなしで、外の風景に向かってなにやらスマホを操作していました」
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花火大会に行きたがった訳とは
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