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彼が初デートに“ある人”を連れてきてドン引き。その後、反撃すると…

「こんなこと、本当にあるんだなとびっくりしました。友達に話しても、ありえない経験と驚かれます」  そう話す奥田奈美さん(仮名・32歳)はマッチングアプリを通して出会った、ある男性との初対面時、衝撃的な体験をしたそう。顔の見えない相手の本質を見極める難しさを痛感しました。

地元が近い同い年の男性とマッチング

スマホを持つ女性

※写真はイメージです(以下、同じ)

 半年前、4年付き合っていた彼氏と別れた奈美さんはマッチングアプリを利用。そこで、地元が近い同い年の彼・義人さん(仮名)と出会いました。  初めに「いいね」をくれたのは、義人さんのほう。マッチングした日が休日だったこともあり、2人は20ラリーほどトークを交わし、話し込みました。 「マッチングアプリって、そんなに真面目じゃなくても……というほどかしこまったトークで、まったく話が盛り上がらない人が多い気がしていました。でも、彼はノリがよくて私も自然とトークを返したいという気持ちになれたので、相性が合うのかも、と期待しちゃいました」  2人はその後も毎日、なにげない日々の出来事を報告し合い、親密に。  一度、「僕、子どもが好きなんだけど、奈美さんはどうかな?」と聞かれた際には自分との将来設計を考えてくれているんだと嬉しくなり、「私も子ども好きだよ。家族みんなで楽しく過ごすのっていいよね」と答えました。  そうしたやりとりで距離を縮めた2人は、2週間後の土曜日に会うことになりました。 「僕は本気で、このアプリをやってるから、いい出会いになるといいな」という彼からのトークに奈美さんは心ときめき、初デートの日がより楽しみになりました。

待ち合わせ場所には彼の“お母さん”が!

 待ちに待った、待ち合わせ当日。約束の場所に行くと、義人さんらしき男性が年配の女性と話している姿が見えました。 「きっと道でも教えてあげているんだろう。いい人だな」そうほっこりしながら、話が終わるのを遠目で見守っていると、義人さんも奈美さんを発見。なぜか、傍にいた年配女性と一緒に、奈美さんに近づいてきました。 「え……どうしたんだろう」そう思った奈美さんに義人さんは「初めまして。奈美さんだよね? 今日はよろしく。こっちは僕の母の有里です」と、ごく普通のことのように母親を紹介。  まさか、初デートに母親同伴で現れるとは思っていなかったため、奈美さんは驚愕しました。 「本当にびっくりしましたし、もしかしてマザコンなのかも……って不安になりました。帰りたかったけれど、そんなの無理ですよね。だから、仕方なく彼と彼のお母さんと3人でカフェに入りました」
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カレ母の衝撃の言葉
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