ポイントカードはポイントを貯めることで商品交換、お金として使えるなどのメリットもある反面、ポイントを貯めることが目的になってしまう人も少なくないようです。 本記事では、ポイントを貯めることが生き甲斐になってしまった夫を持ち、困り果ててしまったB子さん（32歳／主婦）に、話を聞きました。 静岡県在住のB子さんは、夫、2人の子供（長男4才、長女2才）の4人暮らし。B子さんの夫は家事育児に協力的で、仕事も熱心。子煩悩で協力的な夫には、心から感謝しているそうです。 ただ、B子さんには1点のみ「夫」の行動に気がかりな面があるそう……。 B子さんの夫は、お得情報が大好き。旅行に行く時は、複数の旅行検索サイトを使用し「どこが一番安いか」を徹底的に調べるそう。1人で調べるだけならまだしも、B子さんにも「一番安くて、お得なプランを探して」と、催促するのだとか。 B子さんからすれば、正直旅行はのんびり過ごしたいし、そこまで必死に「お得に行ける旅先」を調べる必要もないと感じているそう。その一方で、Bさんの夫は「せっかく旅行に行くのだから、少しでも長く、安く、いい場所に出かけたい」と考えるタイプ。 B子さんは正直、夫と「旅」に対する価値観が違うと感じていましたが、子育てにはお金もかかるし「しっかり調べてくれることも、有難いのかも」と受け止めることにしたそうです。 ただ、夫の「お得活動」は、旅行だけにとどまらず……。 夫の「お得活動」は旅行だけではなく、普段のお買い物にも繋がっていました。たとえば、買い物をする時は「少しでもポイントが貯まる」または「お得にモノが買える」時期を狙い、まとめ買いをするタイプ。 ネットのセールで有名な「楽天スーパーセール（楽天市場のセールのこと）や、Amazonのセール時期になると、夫は血眼になって必死にサイトをチェック。B子さんから見てもまるで何かに憑かれたかよう。 セール時期には、夫が大量に通販で購入した品が届き、足の踏み場もなくなることもしばしば。酷い時には、「冷凍食品」が大量に届いた時もあり、冷凍庫に全部入りきらなくてB子さんは頭を抱えたこともあったそうです。結局、なんとか冷凍庫を掃除して、無理やり詰め込みました。