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“BLスレスレ”の『おっさんずラブ』がここまで人々のツボにハマった理由

家事代行として再登場

 はるたんの名付け親である黒澤武蔵(吉田鋼太郎)は、天空不動産を早期退職。春田は係長となり、本社勤めで課長に昇進した牧凌太(林遣都)と新婚生活。というのが、『リターンズ』の状況設定だ。消息不明の黒澤が、春田たちの前に再登場するのが、本作のドラマの発端となる。  しかもこの登場の仕方が予想以上というか、奇想天外(にしても、やや無理があるか……)。いやでも、黒澤部長を体当たりで演じるシェイクスピア俳優・吉田鋼太郎なら何でもOKという感じがある。なななんと、家事代行として再登場するのだ。  いやこれって、完全に『家政婦のミタゾノ』(テレビ朝日、2016年)じゃん。苦肉の策と言うか、やっぱり無理があるんじゃないかしら。でもそうでもしなきゃ、正統な続編として部長がうまくはるたんに関われないのかと妙に納得してしまう。  ほかにも他作品との類似点は散見されるのだが、それを大目に見るのも、『リターンズ』を楽しむ醍醐味ではないかと思う。 <文/加賀谷健>
加賀谷健
イケメン研究家 / (株)KKミュージック取締役 “イケメン研究家”として大学時代からイケメン俳優に関するコラムを多くの媒体で執筆。アーティストマネジメント、ダイナマイトボートレース等のCM作品やコンサートでのクラシック音楽監修、大手ディベロッパーの映像キャスティング・演出、アジア映画宣伝プロデュースを手掛ける。他に、LDHアーティストのオフィシャルレポート担当や特典映像の聞き手など。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。 X:@1895cu
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