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ゴキブリ完全撲滅へ!プロ直伝の最新知識で“Gに出くわさない家”の作り方を教えます

 暖かい日が続くようになったここ数週間。嬉しい反面、冬の間は目にすることがなかったアイツが出てくるかもしれません……そう、Gです。  毎年今くらいの季節から夏にかけて最も活動量が増えるゴキブリ。今回はその対策についてアース製薬に聞きました。

ゴキブリの卵が家の中で孵化してしまう!?

ゴキブリ

※写真はイメージです(以下同)

 これまでに自宅でゴキブリと遭遇した時の状況を思い返してみると、夜キッチンで、あるいは電化製品の近くが多かった気がします。これにはゴキブリの行動特性が関係しています。 「ゴキブリは集団で生活していますが、すみかのある場所は発見しづらく、簡単に駆除ができません。昼間は暗くて狭いところに潜んでいますが、夜行性のため夜遭遇する方も多いのでしょう」(アース製薬)  普段は隠れていることもあり、すみか(巣)ごと撤去することは難しいとのこと。そのため、できるだけゴキブリにとって住みづらい環境を整えることが大切です。 「家の中でよく見かけるクロゴキブリは、冬の間は戸外で休眠し越冬します。具体的には庭やベランダの植木鉢、プランターの下や何かの隙間などが多いです。  休眠中は夏のように活動はせず、食べることもなく成長もしませんが休眠から目覚めると餌を求めて家の中に侵入します。卵の状態で越冬したクロゴキブリは春に孵化(ふか)します」(アース製薬)  つまり、ゴキブリが休眠から目覚める時期に家に侵入させないことが基本です。しかし、家の中にゴキブリの卵が産み付けられてしまっていれば、暖かい家の中を「春になった」と勘違いして孵化してしまうことも……! 「ダンボールにゴキブリの卵が付いていることもあるので、引っ越しや宅配で届いた段ボールは放置せずすぐに処分しましょう」(アース製薬)

ゴキブリが出ない家の作り方のポイントは3つ

ゴキブリ さらに、春から夏にかけ気温が上がり25~28℃程度になると、ゴキブリが最も活動しやすい時期になります。ここでも注意が必要です。 「外気温が30℃以上になるとゴキブリは暑さをしのぐため屋内に侵入する可能性が高まります。人間が過ごしやすい家の中は、ゴキブリにとっても快適で、エサや水分があるため繁殖に適した環境だからです。  そのため、今の時期にゴキブリが家の中に入ってこないように対策をしておくようにしましょう。  ポイントは、(1)暗くて高温多湿な場所を作らない、(2)侵入経路を防ぐ、(3)エサとなるものを置かない、です」(アース製薬)
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具体的にはどうすればいい?
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