車のタイヤの上にいるところを保護された子猫→優しい飼い主さんと共に生きた16年間の“猫生”とは
【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.160】
2024年7月11日、キャリーさん(@d4w5mvnpHM2Aans)は、最愛の家族を亡くしました。天国へ旅立った愛猫マメくんは、16歳11か月もの時間を共に歩んできた、かけがえのない存在でした。
「しばらくは、毎日泣いていました。家にいると、マメがふっと出てきてくれるような気がしました」
マメくんは、駐車場に停めていた愛車のタイヤの上で鳴いていた子です。まだたった生後1か月ほどであった体はとても小さく、ノミだらけ。人間を警戒し、飼い主さんを威嚇しました。
保護後は、すぐ動物病院へ。健康状態を調べてもらい、ノミ駆除薬も処方してもらいました。
クリクリとした目元はまるで、鳩が豆鉄砲をくらったような顔に思え、名前は「マメ」に決定。当時、自宅には先住猫が2匹いたため、1週間ほどはケージの中で過ごしてもらいました。
最初こそ威嚇していたマメくんでしたが次第に慣れ、触らせてくれるようになったとか。心を許してくれてからは、すっかり人懐っこい性格に育ちました。
「後をついてきたり、時々『ワン』と鳴いたりしたので、犬なのかな?と思うこともありました(笑)」
穏やかで優しいマメくんには、繊細な一面もありました。飼い主さんが驚かされたのは、先住猫がエリザベスカラーをしたときの反応です。
「怖がって食事ができず、具合が悪くなってしまいました。慌てて病院に連れて行ったら、ストレスが原因だと。肝臓の数値が高くなっていて、あと1日遅かったら命が危なかったとまで言われました」
その後はしばらく通院するも、今度は病院に行くストレスで体調不良に。獣医師からは「この子は病院に来たほうが体調不良になるので、連れてこないほうがいい」とも言われました。
そんな成猫期を過ごしながらも、飼い主さんとの二人三脚によって、マメくんは“シニア猫”になるまで年齢を重ねていきました。
1日でも長生きしてほしいと願う飼い主さんは、腎臓サポートのフードを用意するなど食事面にも気を遣いながら、一緒に過ごせる時間を大切に積み重ねていきました。
愛車のタイヤの上にいた生後1か月の子猫を保護

同居猫のエリザベスカラー姿がストレスに…!


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