もうサウナは男性だけのものではありません！ 全国のサウナ施設で「レディースデイ」が好評を博すなかで、あの週刊SPA！が2月28日（金）に開催した「SPA！SAUNAFES」でも、全7部中で朝の第1部限定で、“レディース回”を開催しました！ 　会場となったのは、東京・赤坂にある「サウナ東京」。普段は男性専用施設であり、女性が利用できるのは不定期で開催されるレディースデイのみ。その予約が速攻で埋まってしまうため、今回も当日は朝早くから期待を寄せた長蛇の女性サウナーたちの列ができており、開場した途端、一気にロッカー室になだれこんでいく盛況ぶりでした。 　当日、準備されていたプログラムの1つ目は、最大40人以上が着座可能な大型サウナ室”蒸気乱舞”で行われた「なみきんぐネパドルライブ」。関西圏で絶大な人気を誇る「大阪サウナDESSE」より、歌って踊る熱波が話題の“ネパドル”のなみきんぐさんによる公演。サウナ室に着座した臨戦態勢の女性たちは、彼女が「声出し行くよ！」とコールすると、女性たちが負けじと「イエ！」とレスポンス。その後も、「かけ湯かけ湯、グールグル！」「漢、漢、漢が燃える～」といった独特の掛け声の応戦！ サウナ室から出てきた女性たちは、 「なみきんぐさんが浴びせてくれた熱波が人生で一番の熱風だった。ドバイの風よりも暑かった」（34歳女性・サウナ常連） 「なみきんぐさんがかわいくて、さらにアウフが本格的。熱波をブチ当てられて最高だった！」（33歳女性） 「なみきんぐさんのアウフグースダンスでいい感じに体を動かしたからか、首から肩にかけてのコリが楽になっていることに驚き！」（43歳女性・週1サウナー） と、なみきんぐさんのパワフルかつ可愛らしい熱波にご満悦のご様子。当の本人は、 「着物の衣装の下に筋肉柄がプリントされたスーツを仕込んでいて、皆さんの前でバッと脱いでみせたんですが、そのネタは思い切りスベっちゃいました……（笑）。でも、女性の皆さんの漲るレスポンスが、サウナ室の熱気に負けないくらいの圧で素晴らしかったです。またぜひやりたいです！」と語り、次回参加にも意欲満点。 　そしてフィンランドから取り寄せた木材を使用しているサウナ室「手酌蒸気」では、東京の足立区・西新井にある老舗銭湯・堀田湯から女性熱波師のいまぜさんが登場。下町にある人気サウナのアウフグースをお客様も絶賛していました。 　もうひとつの目玉イベントとなったのは、サウナの聖地「しきじ」のご息女・笹野美紀恵さんとモデルの音羽美桜さんによる「正しいサウナの入り方」講座。サウナ室では、笹野さんの掛け声に合わせて参加者は深呼吸やストレッチを実践し、音羽さんが大きな扇をなびかせるアウフグースをしてくれました。 　講座が終わると、女性たちはすぐさま水風呂や“ととのい部屋”に直行。ドリンクを片手に渾身の“ととのい顔”をキメていると、ここで笹野さんが自ら、特製の美容液のミストを女性たちにかけていくサプライズが。サウナ後の肌の乾燥が気になる女性にとっては嬉しいサービスに。 　その後、地下食堂にて笹野さんによる「『キレイをかなえる』サウナ美容」座学講座が開講。サウナに入るときに大切な呼吸や姿勢のつくり方を解説したほか、サウナー女子からの質問に答えてくれました。 　特に会場が沸いたのは、「水風呂が苦手でサウナに一緒に来てくれない友達を誘うには？」という質問。笹野さんは「その友達が水風呂に入る時に、両手を上げることを薦めてみてください！ 全身のうち手だけでも熱を残しておけば冷たさを感じにくいです。それに、脇の下の腋窩リンパ節が冷えるのを避ければ、それほど寒くは感じないはずです」と答え、サウナ未経験者を“ハメる”方法を伝授。 「笹野さんによるレクチャーで、サウナ室で深く息を吸う体験がとてもよかった。脳に酸素がいきわたった気がして、よりその後の外気浴が気持ちよかった気がした」（39歳女性・サウナ好き） 「今後のサウナライフに活かせる貴重な情報を得ることができた」（35歳女性・昨年からサウナー） 　帰り際には、サウナ東京をはじめとした20以上の全国のサウナ関連施設から寄せられた提供商品の抽選会も行われた。なみきんぐさんが持つ抽選ボックスから券を引いた女性たちは、その結果に一喜一憂。同じサウナに入った者同士、和やかな雰囲気のなかで大盛り上がり。そして帰りには、協賛企業からのお土産も！ ＜女性の部お土産＞ ■温活ほっと【首用／お腹・腰用／ひざ用／足裏用】（提供／ライテック） https://onkatsuhot.com/ ■ヨーグルッペ 200ml（提供／南日本酪農協同） https://www.dairy-milk.co.jp/ ■パーフェクトワン【薬用ホワイトニングセラム 30ml】（提供／新日本製薬） https://www.shinnihonseiyaku.co.jp/item/11094000/ 　ととのって、サウナグッズも当たって、お土産もたっぷり！ 本イベントに満足した女性たちの声が多く上がっていた。『週刊SPA!』初の開催となった当イベント、女子の部もかなり充実した内容でした。 ＜取材・文／田中彗＞