――キャンプやBBQなどアウトドアも楽しい季節に突入しましたが、自然の多いところで気をつけたほうがいい虫について教えてください。
佐々木先生:水辺で見かける「ヌカカ」という小さな虫がいます。
体長は1~2mmほどで、刺されるとかなりかゆいです。海や川、森林にある渓流などにいることが多いので注意してください。あと、キャンプ場の多い山間の川や清流付近だと、ハエの仲間 「ブユ」。ブユは皮膚を噛み切って血を吸うので、痛みや腫れが伴います。
――うわぁ……、どちらも気をつけたい虫ですね。
佐々木先生:はい。あと、カラフルな虫には要注意です。美しい姿は毒を持っていると周りにアピールしていて、毒を持っていることが多いので、近づかないでください。
自然の多いところには、血を吸うヤマビルや毒を持ったヘビもいます。肌を露出しない長袖・長ズボンでアウトドアを楽しんでほしいです。

「虫よけバリア クルマ用」(画像提供:フマキラー株式会社)
――キャンプ場は、虫が多いですよね。蚊やユスリカ、チョウバエなど。
佐々木先生:ユスリカは木々の茂みや川辺、用水路や側溝、明るくてあたたかい外灯や自動販売機などの近くにもいます。チョウバエも外灯などに寄ってくる習性があり、生活圏で見かけることもあるでしょう。
――キャンプ場などから帰るときや普段の生活でも、車のなかに入ってくることもあります。こちら、何か対策はありますか?
佐々木先生:虫の種類にもよりますが、ユスリカやチョウバエなら当社製品の「虫よけバリア クルマ用」で虫の侵入を防ぐことができます。車が大きい場合には2個入りを買って、運転席と助手席のサンバイザーに挟めば設置完了です。