冬ドラマ名演女優ベスト3。28歳女優“清楚系殺人鬼”の怪演にも震えたけど、No.1はNHK大河の“花魁”!
小芝風花『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』
イメージになかった色気を放ち、もはや死角なし
もちろん見た目だけでなく、幼なじみである蔦重(横浜流星)への複雑な恋心を表現した繊細な演技も秀逸。鳥山検校(市原隼人)への身請け話が出てからは特に! 彼女の胸の痛みが伝わって伝わって。切なくて切なくて。結局身請けは決まってしまい、最後の花魁道中が放送された第10回は涙なくしては観られませんでした。花魁になったときとも、瀬川を襲名したときとも違う、真っ赤な紅を引いた白無垢姿での花魁道中。力強さも儚さもすべての想いを感じさせ、最後の「おさらばえ」は多くの感動を呼びました。もう完全に瀬川ロスです。おみそれいたしました。 ======== この冬は、それぞれに新たな魅力を披露してくれた女優さんが多い印象。彼女たちの活躍から、引き続き目が離せそうにありません。 <文/鈴木まこと> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木まこと
日本のドラマ・映画をこよなく愛し、年間でドラマ・映画を各100本以上鑑賞するアラフォーエンタメライター。雑誌・広告制作会社を経て、編集者/ライター/広告ディレクターとしても活動。X:@makoto12130201