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山ガールが力士に! 酷いむくみを急いで治す食事法

 むくみ、侮るなかれ。  こんにちは。料理研究家のスギアカツキです。突然ですが、「むくみ」に悩んだことはありませんか?  今回は、私の身に起こった大トラブル「全身むくみ事件」を教訓としたお話です。  夏休み、2泊3日で白馬岳登山にチャレンジしてきました。標高は2932m。2ケ所の山小屋に滞在し、歩いた距離は計18.6キロ。大雪渓、岩場、鎖場など、命の危険にさらされる試練満載の登山を経験。これまでにない感動と達成感に満たされながら帰京したのです。  しかし、ここでトラブル発生! 帰路の途中、ドライブインのトイレで、自分の顔に驚愕。なんと顔面が、これまでみたことのないようなパンパンッのむくみ顔に膨張していたのです!

登山むくみは恐るべし!

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驚愕の変貌イメージ図

 自宅に戻ると、さらに事態は悪化。顔は、張り手を食らった力士のごとく腫れ上がり、足は象足、お腹はブヨブヨに。あまりに酷い事態で、ショックを通り超える始末でした。  そもそも「むくみ」は、体内の水分コントロールが正常にできない状況で起こる症状ですが、なぜこのような事態になったのでしょうか?

ハードな登山で、なぜむくむのか?

 主な理由は以下の3点。 (1)長時間トイレに行かないので、水分が体内で滞留してしまった。 (2)ハードな運動による筋肉硬化で、血液・リンパの循環不良に陥った。 (3)リュックや靴、タイツ等の締め付けにより、体内の流れが悪くなった。  また、女性は男性よりも皮下脂肪が多いため、水分の滞留が起こりやすいんだとか。程度はあるにせよ、むくんでしまう女性は少なくないようです。そういえば、登山グッズ専門店ではむくみ防止のグッズが豊富に揃っています。事前の対策により、むくみを防ぐのが一番ですが、むくんでしまったら仕方なし。そのまま放っておくと、4~5日は関取状態で苦しむことに。仕事やデートの予定もあるでしょうから、早急に対処する必要がでてきます。  それでは、むくみ解消の応急処置に効果的な食べ物をご紹介しましょう。登山むくみだけではなく、普段のむくみ解消法としても役立ちます。

むくみを解消する飲み物とは?

(1)ココナッツウォーター ワイオラ100%ココナッツウォーター●ワイオラ100%ココナッツウォーター 294円(税込) http://waiolalife.jp/#x 最近、美容ツウの間でじわじわと話題になりつつあるココナッツウォーター。実はむくみ解消に即効性が期待できる優れモノ。天然のヤシの実を100パーセント使って作られ、人間の体液にほぼ等しい電解質バランスとなっています。特筆すべきは、スポーツドリンクの10倍以上のカリウムを含有していること。余分な水分を体外に排出するよう導いてくれます。スッキリとしたテイストは、大変飲みやすく、海外セレブが愛飲しているのもうなずけるほど。 (2)ハーブティー ⇒【写真】はこちら http://joshi-spa.jp/?attachment_id=31770 ゾネントア ファスティングティー●ゾネントア ファスティングティー 882円(税込) http://www.sonnentor-shop.jp/ ハーブティーも大変有効です。利尿作用、発汗作用、血液の浄化、毒素の排出などの効果があるハーブが入ったお茶を「ホット」で「少しずつ」飲みましょう。最近では、効能を謳ったミックスブレンドティーが出ているので、ハーブ専門店に行かなくても気軽に手に入れられます。 ※むくみに効果的なハーブ フェンネル、セージ、ローズヒップ、ハイビスカス、エルダーフラワー、タンポポ、ヤロウ、ジュニパーベリー 等 (3)梅醤番茶 ⇒【写真】はこちら http://joshi-spa.jp/?attachment_id=31771 梅醤番茶むくみが引いた後も、身体のだるさは残ります。そのためのオススメは、「梅醤番茶」。マクロビオティックにおけるお手当飲料として代表される飲み物です。血液を強くし、消化・循環を整えてくれる効果があると言われています。また、疲れを取り、二日酔い、貧血、胃の不調にもオススメ。ただし、結構な塩分を含むため、むくみがある間は飲んではいけません。 ※作り方 湯呑み茶碗に梅干し1個、醤油小さじ1/2を入れ、濃い目の番茶を注いで混ぜ合わせる。ショウガを入れても良い。

スイカやキュウリよりも効果的な食材とは?

キウイ・メロン・バナナ・ホウレンソウ・大和芋・ひきわり納豆・アボカド カリウムたっぷりのフルーツ・野菜と言えば、いくつか頭に浮かぶはず。しかしながら、もっと優れた食材がたくさんありました。 (1)フルーツなら、キウイ・メロン・バナナ むくみに効くフルーツと言えば、「スイカ」が思い浮かびます。もちろん、言わずもがな優秀ですが、もっとすごい3果物が存在。まず1つ目は、「キウイ」。スイカのおよそ2.5倍のカリウムと、日焼け後の肌をいたわるビタミンCなども豊富に含まれます。2つ目の「メロン」は、3倍のカリウム。3つ目のバナナも3倍のカリウムを含む他、胃腸の調子を整える食物繊維や、身体のバランス調整に関わるマグネシウムも豊富です。 (2)野菜なら、ホウレンソウ・大和芋 カリウム量で勝負するなら、フルーツよりも野菜。茹でたほうれん草は、キュウリの2.5倍、大和芋は3倍のカリウムが含まれます。緑黄色野菜は疲労回復にも最適、滋養強壮に良いとされる大和芋は、漢方の世界では「山薬」と言われています。 (3)ひきわり納豆やアボカドもすごい! 野菜よりもさらに強力な救世主は、ひきわり納豆とアボカド。カリウムだけで見ても、キュウリの3.5倍を誇ります。登山後、食欲低下がなければ、お腹の調子と相談しながら、積極的に摂り入れてみましょう。 ※登山むくみは、高山病に見られる症状。酷い場合は我慢をせず、信頼できる医療機関に相談しましょう。 <TEXT, PHOTO/料理研究家・スギアカツキ>
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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