彼の部屋にあったらドン引きするベストセラー本
男性の好感度は、そのビミョーな行動で上がったり下がったりするもの。「いい・悪い」のはっきりした基準があるわけではないのに、なぜかセーフとアウトな感じがする……その境界線はどのへんにあるのだろう?
「本棚を見ればその人の中身がわかる」とは、よく言われること。男性といい雰囲気になって、いざ部屋に行ってみたら……ロクでもない本が並んでいて、薄っぺらさが透けてみえた、なんて経験はないだろうか?
そこで、「男性の本棚にあってほしくないベストセラー本」を、20~30代女性200人にアンケートで聞いてみた。
<20~30代の女性200人に聞きました>
「男の部屋の本棚にあってほしくない本」は?
【絶対ダメ】
・『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』 115人
【危険!】
・『もしドラ』 60人
・『50歳を超えても30代に見える生き方』 46人
・『人生がときめく片づけの魔法』 44人
【セーフ】
・『憂鬱でなければ、仕事じゃない』 26人
・『謎解きはディナーのあとで』 20人
・『心を整える』 16人
・『原発のウソ』 13人
・『スティーブ・ジョブズ』 7人
『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』はやっぱり不人気。向上心があるのは結構なことだけど、引き出しの奥にでも隠しておいてほしかった。
これに続く不人気本が『もしドラ』こと『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』。ビジネス書とはいえ、「表紙が萌え絵だから」(22歳・接客)、「映画の主演がAKBで安っぽい」(23歳・美容師)と、オタク要素がマイナスに働いたようだ。
ジャンル的に実用書が不人気なのは、「読んだだけでその気になって何も身についてない人が多い」(21歳・飲食)から。『女医~』にしても、『50歳を超えても30代に見える生き方』にしても、「モテをめちゃくちゃ意識してそう」(25歳・塾講師)でいじましい。
一方で、『憂鬱でなければ、仕事じゃない』(幻冬舎創業者×サイバーエージェント創業者の対談)や、『心を整える』(サッカー選手・長谷部誠著)などの自己啓発系はセーフ。「今の若い女のコは自分を高めるのが好きだから」(24歳・塾講師)。
まぁ、こればっかりは趣味の問題だから、女性のタイプによってもさまざまだろう。
逆に言えば、男性を部屋に呼ぶときは、婚活マニュアルとか『an・an』のSEX特集号は隠したほうがいいかもね。
<PHOTO/Whitestorm >
―女が判定する「男のビミョーなNG行動」【5】―
「男の部屋の本棚にあってほしくない本」は?
