続『変態仮面』のムロツヨシ、「自分と同じエロさを持った女性がいい」
鈴木亮平さんが、パンティを頭にかぶることでパワーを発揮するヒーローに扮するアクションコメディの第2作『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』。今作では世界からパンティが消失するという非常事態が!
前作に引き続き、主人公の色丞狂介の前に立ちはだかる敵・大金玉男役で出演しているムロツヨシさんに単独インタビューしました。
――前作が大変な反響を呼んでの続編ですね!
ムロ:前作の公開時のざわざわ感、ワーワー感は、正直誰も想像してなかったですよね(笑)。福田(雄一監督)組は、たとえば「勇者ヨシヒコ」シリーズでもそうだったんだけど、ちゃんとふざけるというのがルールなんです。中途半端に守りに入らない。福田さんがおもしろいと思うものはやる。だからあの結果は嬉しかったですね。
ただ鈴木亮平が、前作の後にとんでもないスピードの活躍ぶりを見せたので、役者仲間として嬉しい反面、続編はないんじゃないかとも思ってました(笑)。『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』は前作よりスケールも大きくなって、またしっかりふざけてるので、大いにざわついていただきたいです。
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――出来上がりを観ての感想は?
ムロ:特に前半の学校のシーンで、監督の強い意志と覚悟を感じました。パンティがどんどんなくなっていくところなんですけど、誰もふざけてないんですよ、役者たちは。ふざけているのは設定だけ。本当は、福田さん前作でやりたかったらしいんですけど、その時はまず世界観を分からせる必要があるから、分かりやすい笑いやすい部分を持ってくる必要があったんです。
でも本当にやりたかったのは、今作の前半の亮平と清水富美加ちゃんが、くそまじめにお芝居している感じ。福田組によくいる、僕や佐藤二朗さんみたいな、「これおかしいよね」って突っ込んで、お客さんが安心できる立場の人がいないんですよ。福田組の進化系ですね。おもしろい。
続編は“しっかりふざける”福田組の進化系
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