寝つきが悪いのは夕食時間のせいだった。食事と睡眠の深い関係
【快眠特集vol.2】
しっかり眠ることが大切なのはわかっているけど、布団に入ってもすぐに眠ることができない……そんな悩みを抱えている女性は多いはず。いわゆる“寝つきの悪さ”の原因は一体何なのでしょうか?
「不眠にはさまざまな原因がありますが、人によっては夕食をとる時間帯が睡眠の妨げになっていることがあります。睡眠の1時間前に食事をしてしまうと、胃の活動が活発になり、身体が休める状態になりにくいのです」
そう語るのは、睡眠改善シニアインストラクターの安達直美さん。
胃が活発に働いていると、眠れという脳の信号がうまく働かず、寝付きを妨害してしまうとか!
「胃で食べ物を消化して腸の消化(ぜん動運動)にバトンタッチするまでには、3時間程度かかります。腸のぜん動運動は浄化活動のため眠っている間にもおこなわれるので、睡眠をジャマしませんが、スムーズに入眠するためには胃の消化時間を避けなければなりません」
安達さんいわく、朝、昼、毎日同じ時間に食事を摂り、就寝の3時間前には食事を終えて朝に排泄するのが、もっとも理想的な生活習慣とのこと。ただ、現実はそう簡単にはいかないんですよね……。
就寝1時間前の食事で不眠に

睡眠改善シニアインストラクター・安達直美さん
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