「それから32歳の時、酒浸りの生活から救ってくれた彼氏は、年下の超イケメン広告代理店マン。でも接待とか忙しくてあまり会えず、束縛するようになってしまって振られました。そのあと33~37歳の5年弱の間に11人の人と付き合いましたが、ワガママとか束縛とかくだらない理由で別れてきてます」

付き合った11人の男性は、サラリーマン系7人、公務員2人に経営者と芸人が1人ずつとのことですが、サラリーマンといっても、外資コンサル(29歳)や広告代理店(39歳)など華やかな業種が多いようです。
「年で1~3人。最短は、過去の彼の先輩との過ちがバレて振られた自衛官の2ヶ月。最長はワガママや酒乱にも神対応してくれたテレビマンの半年です。年単位で付き合っていたのは22歳の同棲してた人との2年と、28~30歳の婚約者がいた人との3年の2人だけです」

そんな続かない葵さん。結婚願望はあるものの、絶対にあきらめたくないのが“恋”だといいます。
「タイプは綾野剛です。色白で目が鋭い人が好き。自分の価値は落ちてるのに相手に求めるモノは昔と変わってなくて、そりゃ~ダメだわ~って思うでしょうけど、それでもたまにトキめくコトもあるから希望は捨てません!」
最近、ある新聞のコラムで「結婚したいなら、モノを売るのと同じ考え方で、自分の価値を買ってくれそうな人が集まるところへ行って出会いを探しなさい」という内容がありました。例えば趣味があるなら、その趣味を持つ人達が集まる場所に行くという意味で、当たり前っちゃ当たり前なのですが。
葵さんの場合は買われたい側ではなくて、買いたい側のようなので、相手探しは合コンや婚活の場にいるような出会いを求める男性ではないように思われます。彼女はどこで結婚相手を見つけるのでしょうか。
「そうそう最近、友人が交際ゼロ日婚したんですよ! 私も全然アリだし、希望が持てました(笑)」
交際ゼロ日婚はおおげさでも、電撃婚を狙うと良いかもですね。狙ってできるのか分かりませんが。
※「第15回出生動向調査」。2015年6月に自計式調査を行い、回答者のうち18~34歳の独身の男女5276人を集計。交際相手がいない割合は、男性69.8%・女性59.1%だった。2010年調査と比べて、男性=8.4ポイント増、女性=9.6ポイント増と、急増している。
ーシリーズ・急増する「恋人がいない」男女の肖像【12】ー
<TEXT/ミフル>
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