―40歳までにオシャレになりたい!Neo トミヤマユキコ―
おもしろ最優先で生きてきた結果、人生も洋服も若干とっ散らかり気味な著者が、40歳までにオシャレになるべく奮闘するコラム連載第9回!
第9回 結婚式→ワンピ購入→タンスに死蔵のループから脱け出したい!
女たちの中でワンピースに対する評価はふたつに割れている。肯定派は、コーディネートを考えなくてよいので楽であると主張する。たしかに、上下にわかれている服は、色・柄・デザイン等の組み合わせを考えないといけない。その点、ワンピースは一枚着とけばOKなのだから楽っちゃ楽である。しかし反対派は、ちゃんとしたワンピースは値段がそれなりにするため、ワンピ貧乏になってしまうとか、毎日スカートなのはキツいとか言う。その言い分もすごくよくわかる。
わたしは結婚パーティーがあるたびにワンピースを買っては、タンスに死蔵するタイプの人間である。パーティーにパンツルックというのも味気ないし、上下の組み合わせを考えるのがダルい、とか思ってワンピースに手を出すのだが、わたしがパーティー用に買うものは、当然圏外ファッションなので、普段使いには向かない。あと、冬にわざわざスカートをはくなんて嫌だな、という気持ちもある。だって寒い。
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こちらの記事は、トミヤマユキコさんの書籍『40歳までにオシャレになりたい!』に収録されました。

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【トミヤマ・ユキコ】

ライター・大学講師。大のパンケーキ好きが高じて著したガイド本『パンケーキ・ノート』(リトルモア刊)が話題に。大学では少女マンガ・サブカルチャーについての講義を担当している。そのほか「週刊朝日」、「文學界」、「ESSE」などで書評・コラムを連載中。ファッションに対して積もり積もったコンプレックスあり。
Twitter
@tomicatomica
タイトルイラスト/澁谷玲子
トミヤマ・ユキコ
ライター・大学講師。大のパンケーキ好きが高じて著したガイド本『パンケーキ・ノート』(リトルモア刊)が話題に。大学では少女マンガ・サブカルチャーについての講義を担当している。そのほか「週刊朝日」、「文學界」、「ESSE」などで書評・コラムを連載中。ファッションに対して積もり積もったコンプレックスあり。
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