冬の大敵、冷え&乾燥をやっつける方法
冬の2大美容トラブルといえば「冷え」&「乾燥」。気温も湿度も一年で最も低いとされるこの時期は、積極的に対策をしないと肌も身体もヒッエヒエのカッサカサに……。
そんな危険を手っ取り早く解消する方法といえば、やっぱりお風呂ですよね!
ベネッセが全国のママ、1721人を対象に行った調査によれば、ママたちの3人に1人が「出産後冷えがひどくなった」と回答しているそう。産後は冷えの状況が変わると言われていますが、それを実感しているママは多いようです。
そんなママたちが冷え対策として活用しているのが入浴剤。「入浴剤を選ぶ際にもっとも重視する点」としては、3人に1人が「子どもと入れること」と回答しています。ママにとっては、「赤ちゃんの敏感な肌でもOK」な、たとえば「塩素の含まれない入浴剤」といった条件が重要なのは納得ですよね。
<ママ 1721人が答えた「入浴剤を選ぶ際にもっとも重視する点」>
(一つだけ選択)
1位 子どもと入れること 35.9%
2位 お肌がうるおうこと・保湿効果があること 17.3%
3位 身体の芯から温まること 10.7%
4位 香り 10.5%
5位 価格 8.2%
6位 肌への刺激が少ないこと 6.3%
(以下略)
でも、赤ちゃんにも使える優しい入浴剤なら、肌トラブルが続く大人の冬の肌にもよさそう。そんな入浴剤があるなら是非使ってみたい~!
ということで、ママたちが求める条件にあいそうな入浴剤をネットで探してみました。
いろいろな会社がいろいろな入浴剤を出しているので迷ってしまいましたが……なんでも、厚生労働省が効能効用を認めた「薬用入浴剤」というものがあるようです。
その中から、保湿・保温に優れているという薬用入浴剤で、昨年11月に出たばかりの「GRAPHIE ― グラフィエ ―」(武田薬品、通販限定)をとりあえず試してみました。製薬会社が作っているものだし、「医薬部外品」だし、なんか肩書きが立派すぎて安心できそう……(単純)。
⇒【画像】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=66057
開けてみると……うわ~、すごいユズの香り。裏面の成分を見ると有効成分「チンピエキス」(柑橘類の皮を乾燥させたエキスで新陳代謝を高めるとか)と、「ルイボスティーエキス」、「タイムエキス」(保湿成分だとか)との文字が。
で、さっそくお風呂に入れてみると……憧れのユズ湯の気分です。ユズって値段が高くて、なかなか風呂に入れる勇気がないんですよね。お風呂を出たあと、心なしか、肌がウルウルでポカポカ。ふだん、夜中になると背中や腕がカサカサしてかゆくなる私ですが、その日はかゆくなりませんでした。
ちなみに、入浴剤はものによっては洗い流さずに上がった方がいいものもあるそう。
前述の調査によれば、「入浴剤を使ったあとシャワー等で流す」と答えた人は約4割。そもそも「シャワー等で流さない方が保湿効果がある」ということを知っている人は45.8%と、半数以上が知らず知らずのうちにせっかくの保温効果を自らなくしてしまっている結果に! 残念すぎる!
冷え&乾燥対策は、日々湯船につかってあたたまることが何より大切。効率よくあったたまるためにも、自分に合う入浴剤を探してみては?
<調査概要>
調査主体:ウィメンズパーク ここから元気
調査内容:入浴剤に関するアンケート
調査地域:全国
調査対象者:25歳~47歳のママ
調査方法:インターネット調査
調査期間:2013年12月6日~12月19日
有効回答者数:1712サンプル
<TEXT/高野萌奈>
ママたちは入浴剤で保湿&保温

知ってた?入浴剤を使ったあとシャワーはNG


高野萌奈
ハヤりものと噂話に首をつっこまずにはいられないミーハーライター。OLの心を持つコスメフリーク兼万年ダイエッター