「子供のお弁当を作って!」料理教室の先生が困るモンスター生徒たち
3. 嫌いな食材を使わないでと言ってくる
「もちろんアレルギーなんかは、事前に申し出があればその人の分だけ別の食材を用意することはできます。どうしても食べられないという方にもある程度の配慮はしてるんですよ。ただ、全生徒の好き嫌いをすべて聞いていたら、教室が成り立たないことも考えて欲しいですね。
一番困るのはアレもダメ、コレもダメとこちらが考えたレシピ全てを否定してくる人。『野菜嫌いなんで、野菜なしで。魚も生魚はNGで、炭水化物抜きのダイエットもしてます。お肉は牛しか食べません』なんて生徒には、さすがに応えられませんでした」
もう大人なんだから、嫌いな食べ物との折り合いは、自分でつけて欲しいところですね。
そのほか、ネイルが伸びていて爪の裏にゴミが溜まってる人や、香水をつけすぎて食材に匂いが混ざってしまう人など、衛生面が心配でNGになってしまう女性もいるようです。つまり、美味しい料理を作るためには、細かい気配りや優しさも必要ということ。気を付けていきたいものですね。
―シリーズこんな客は嫌われる【3】―
<TEXT/もちづき千代子>
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フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:@kyan__tama
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