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「子供のお弁当を作って!」料理教室の先生が困るモンスター生徒たち

 料理教室は、料理が苦手な女性の強~い味方。毎日の家庭料理から、おもてなしメニューやスイーツまで、さまざまな料理を教えてくれます。初心者のために包丁の正しい使い方や調味料の基礎知識までフォローしてくれるところもあり、人気の教室はキャンセル待ちになる場合も多いそうです。 料理教室 主婦をしながら週に2回自宅のキッチンを使って開催している根本(仮名)さんの料理教室も、そんな人気教室のひとつ。しかし、その一方で「もう来て欲しくない」とまで考えてしまう、ちょっと困った生徒たちが増えてきているのが悩みの種だとか。彼女が苦手としている生徒の特徴について聞いてみました。

1. 知識をひけらかしてくる

 料理教室に通うのは、初心者や料理下手な人たちだけではありません。もっと高いレベルの料理法を知りたいという女性が通っている場合もあるようです。 「向上心があることは良いことだと思うのですが、周囲に自分の持っている知識をひけらかす人は少し面倒ではありますね。料理教室で説明してる最中にも『それ違うんじゃないですか?』と意見してきたり。  また、ほかの生徒さんたちに『これは、本当はこうした方がいいのよ』みたいに、私が教えたのとは違う料理法を教えてるのを見たことがあります。なんのためにうちの教室に通ってるの? と聞きたくなります」  この手の生徒は、注意すると反論してきたり、「先生の言ってることは間違いだらけ」とほかの生徒に吹聴したりすることが多いので始末に悪いとのこと。そんなに自信があるなら、自分で料理教室を開けばいいと思うのですが……。

2.「代わりに作って欲しい」と頼まれる

ホームパーティー 依頼があればホームパーティーの料理やスイーツを生徒の家に作りに行くこともあるという根本さん。しかし、その料理を「私が作ったことにして作って欲しい」という依頼にはちょっと辟易。 「『お金払うからいいじゃない』なんて言われても、人を騙すことに加担するのはイヤだし、作った料理を見栄の道具にされるのも気分が悪いです。 『先生の教室に通ったから、これだけ料理の腕が上がったって思われれば宣伝にもなるでしょ』と言われた時にはさすがに呆れましたね。  また、『うちの子の幼稚園のお弁当を毎日作って欲しい』と言われたこともあります。いくらお金を貰っても、朝5時起きで週5回も作るのはちょっと……」  これはエスカレートしていくと「教室に通ってあげてるんだからタダで依頼を受けるべき」なんて話にもなりかねないですね。
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ワガママすぎる要求も…
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