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彼氏もいないのに結婚式を予約…ウェディング業界の信じられない話

 女性がもっとも光輝く瞬間……その1つは結婚式でしょう。そして、その人生の晴れ舞台に欠かせない存在が、ウェディングプランナーです。 ウェディングドレス ウェディングプランナーは、いわば結婚式のプロデューサー。カップルのために理想の結婚式を提案することが仕事なのですが、当日まで花嫁と一心同体で動くため、何かと気苦労が多いとか。  というわけで今回は、ウェディングプランナー歴10年のベテランである吉住(仮名)さんに「正直カンベンして欲しい!」と思わず頭を抱えてしまった、困ったお客さんの特徴について聞かせてもらいました!

1.一人で申し込みをしてくる

 新郎の仕事の都合や離れて暮らしているという物理的な問題から、本番まで新婦にしか会うことがない結婚式も少なくはないとか。なので、一人で申し込みに来るお客さん全てを苦手としているわけではないようですが……。 結婚式の花嫁「実は笑えないレベルでここ数年増えてきているのが、相手がいないのに結婚式の申し込みをしに来る女性。こういう人は、新郎の名前や連絡先をデタラメに記入して、式の直前になってキャンセルするというパターンが定番ですね。  本人はあくまでも『婚約破棄した』と主張するのですが、どう考えても違うということは、こちらも事前の打ち合わせの段階で気づいちゃうものなんですよ。  でも、強行突破で新郎なしの結婚式を挙げられる方もいましたよ。招待客もまさか新郎がいないなんて思ってもなくて、会場でポカ~ンとしてましたね」  キャンセル料金についてはきちんと払ってもらえることが多いため、金銭的な実害はそこまでないそうですが、有りもしない結婚式のためにほかのカップルが希望日に挙式をあげてあげられなくなるのは辛いところ。一人花嫁は、やはり迷惑なお客さんとして認識されているようです。

2.新郎に色目を使った!とクレームを入れてくる

 打ち合わせで何度も顔を合わせていれば、新婦だけでなく新郎と会話することだった多々あるはず。しかし、新婦が嫉妬深い女性だった場合、そんな些細なコミュニケーションが大事件になってしまうこともあるのだとか……。 結婚披露宴「特にマリッジブルーになっている新婦に多いですね。『色目使った!』『誘惑した!』と言われてその場で大モメになったり、式場に電話をしてきて『担当を変えてくれないと、キャンセルします』なんて言ってくる新婦もいました。  別のプランナーから聞いたのですが、新婦のプランナーへのクレームがきっかけになって、そのカップルが破談になったことがあったそうです。その後、新婦から『おまえのせいだ! 慰謝料払え!』と式場に押しかけられてしまい、プランナーを続けられなくなったなんて話もありました」  げに恐ろしきは女の嫉妬心。しかし対応がビジネスライクすぎても、「心がこもってない」とクレームになるそうで、サジ加減が難しいとか。
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でしゃばってきた新郎の母親がまさかの暴挙に…
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